韓国:労働界、サムスンをILOに公式提訴 | |||||||
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労働界、労働基本権弾圧「サムスン」をILOに公式提訴国際労働界に糾弾の声高く...「サムスンはチェ・ジョンボム烈士事態を解決しろ」
チョン・ジェウン記者 2013.12.09 13:58
民主労総と金属労組、ITUC(国際労総)、インダストリオール(IndustriALL)が共同で公式にサムスン電子を国際労働機構(ILO)結社の自由委員会に提訴した。民主労総と金属労組は今回のILO提訴を皮切りに、サムスンの人権、労働権弾圧に対抗した国際的連帯を拡大する計画だ。 12月14日と15日、スイスのジュネーブで開かれるインダストリオール執行委員会 に参加する全国金属労働組合のチョン・ギュソク委員長は現地時間12月6日午前 9時30分、4団体を代表してILO国際基準国結社の自由担当カレン・カーティス副 局長、カリ・タピオラ事務総長特別諮問委員などのILO関係者と直接面談して 提訴文を提出したと9日に発表した。 ▲左からILO総長特別諮問カリ・タピオラ、ILO結社自由委責任副局長カレン・カーティス、金属労組チョン・ギュソク委員長[出処:民主労総] 労組は「2013年10月31日、全国金属労組サムスン電子サービス支会のチェ・ジョ ンボム(32)烈士がサムスンの労組弾圧に抗議し、12月3日で一歳になる娘と夫人 を残して自ら命を断った。また、サムスン電子サービス支会1600人の組合員は サムスンから同じ抑圧と労組弾圧に苦しんでいる」とし「そのためわれわれは ILO結社の自由委員会ができる限り早く、この事件を審議してくれることを要請 する」と提訴の趣旨を明らかにした。 提訴文には、△長時間低賃金労働に苦しむようにする偽装請負、件単位手数料 体系、△サムスン電子サービス支会設立後、個別組合員に労組脱退脅迫、労組 ビラ配布を理由とする懲戒脅迫、標的監査による威嚇および労組脱退推奨、 労組幹部の懲戒解雇など、チェ・ジョンボム烈士を死に追い込んだサムスンの 労組弾圧、△実質的使用者のサムスン電子サービスのあらゆる手段を動員した 交渉回避、△交渉懈怠に対する行政指導をせずサムスン電子サービスに偽装請負 不法派遣の免罪符を与えた雇用労働部の責任回避などの内容が含まれている。 ILO結社の自由委員会は今回の提訴に対し、韓国政府に関連の内容に対する回答 を要請し、提訴内容と政府回答を検討して、結論と勧告をすることになる。 結社の自由委員会の結論と勧告はILO内では総会に次ぐ意志決定構造の理事会で 最終的に採択され、理事会は1年に3回、3月、6月、11月に開かれる。 なおサムスンの無労組政策とチェ・ジョンボム烈士を死に追い込むようにした 労働搾取、労組弾圧に糾弾する国際労働界の抗議の声が高まっている。 世界2500万製造業労働者を代表するインダストリオール(IndustriALL)は12月4 日と5日にスイスのジュネーブで開かれた執行委員会で「サムスンは無労組経営 をやめ、労働弾圧を中断しろ」、「サムスン電子は韓国で発生したサムスン 電子サービス支会のチェ・ジョンボム組合員の死の前で謝罪して直ちに事態を 解決しろ」という内容の特別決議文を採択した。 ブラジル、南ア共和国、オーストラリア、インド、アルゼンチン、フィリピン などの南半球の進歩的労働組合が参加する南半球労組連帯会議(SIGTUR)も12月 2日〜6日にオーストラリアのパースで開かれた10次総会で、このような内容で 特別決議文を採択した。また今後3年間、集中的にサムスンの世界的な労組弾圧、 人権・保健安全、労働権に関する国際基準違反に反対する国際的キャンペーン を展開することを決議した。 付記 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2013-12-10 05:55:10 / Last modified on 2013-12-10 05:55:10 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |