韓国:サムスンサービス牙山センター衝突、「責任者を処罰しろ」 | |||||||
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サムスンサービス牙山センター衝突、「警察の責任者を処罰しろ」労組・社会団体などが人権委に提訴して真相調査団を構成
チョン・ジェウン記者 2014.04.04 17:14
サムスン電子サービス牙山センターの前で行われた衝突について、 全国金属労組サムスン電子サービス支会、サムスン正す運動本部が警察の人権侵害行為を国家人権委員会に提訴すると明らかにした。 今回の事態について労組は、 国会議員と市民社会団体が参加する真相調査団も構成する計画だ。 彼らは4月4日午前、ソウル市西大門区の警察庁前で記者会見を行い、李晟漢(イ・ソンハン)警察庁長官に △牙山センター前での過剰鎮圧事態に対する謝罪 △警察暴力行為の真実公開と責任者・加担者の処罰 △過度な戒具の使用の再発防止対策を要求した。 また「朴槿恵政権とサムスンは、 サムスン電子サービス支会への労組弾圧をやめ、 警察はこれ以上労使問題に介入するな」と要求した。 [出処:サムスン電子サービス支会] 釜山の海雲台センターに続いて3月31日に牙山センター・利川センターのサムスン電子サービスセンターが立て続けに廃業したことで、忠南の労働界はこの日「偽装廃業中断」要求集会を開いた。 忠南地方警察庁の警察機動隊約300人は、労働者たちが牙山センターの前にテントを設置しようとするとカプサイシン成分の催涙液を無差別に乱射して、 16人を公務執行妨害の容疑で現行犯逮捕し、牙山警察署に連行した。 この過程で警察はテントの設置を防ぐために事前の警告放送やミランダ原則の告知をしなかった。 現場で手錠をかけて連行したり、連行した後も警察署の中で1時間ほど手錠を外さず、人権侵害の論議がおきた。 しかし警察はミランダ原則の告知など「正当な公務執行」だと反論した。 労働者たちは「警察が地面に打ち倒し、膝で押さえ付けて腕を後に折って手錠をかけて連行し、これに抗議する労働者の目を狙って催涙液を直射した」と証言した。 また「催涙液が目に入って負傷し、治療を要求した労働者の要求を握りつぶし、椅子に縛って放置するなど、最低の警察職務規定も遵守しなかった」と明らかにした。 記者会見団は「労働者は何の暴力も行使していないのに、 警察は突然労働者たちを攻撃して打ち倒し、後手に手錠をかけて催涙液を乱射したことは、 身体の自由を過度に侵害する人権蹂躙犯罪であり、深刻な職権乱用だ」と批判した。 労働界は警察が集会の参加者らを 「逮捕・拘禁する過程で公権力乱用の違法性」があり、 逮捕・連行過程でも不法行為が行われたと主張した。 金属法律院のソン・ヨンソプ弁護士は 「警察はたった一回も解散命令手続きも取らずに直ちに警察力を投入し、 集会の参加者を強制解散させて逮捕・拘禁した」とし 「警察は集会およびデモに関する法律の集会解散手続きを履行しなかった」と話した。 ソン・ヨンソプ弁護士は 「集会の参加者を警察が暴力で制圧した後も、 彼らは長い間押さえられた状態で地面にひざまずかせるなどの過度な物理力を行使したのは、 刑事訴訟法の比例の原則に反する過度な警察力の行使だ」と明らかにした。 続いて「勤労条件を改善させるために労働組合活動をしている労働者に凶悪犯のように手錠をかけて連行するのは、 戒具の使用を厳格に制限している警察官職務執行法と警察装備の使用基準などに関する規定、警察装備管理規則などに違反する不法逮捕行為だ」と指摘した。 記者会見団は「今回の暴力事態について、警察権の乱用と人権侵害だけでなく、 警察のサムスンの肩入れ疑惑についても調査が必要だ」とし 「警察の野蛮な暴力も問題だが、この暴力が一介の私企業を保護するために行われたのであれば、さらに深刻な問題だ」と明らかにした。 付記
チョン・ジェウン記者はメディア忠清の記者です。この記事はメディア忠清にも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接書いた文に限り同時掲載を許容します。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2014-04-06 08:35:32 / Last modified on 2014-04-06 08:35:32 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |