韓国:「サムスン電子サービス蔚山センター、労組幹部を拉致」 | |||||||
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「サムスン電子サービス蔚山センター、労組幹部を拉致」労組サムスン電子サービス支会、11日にサムスン電子本館で記者会見を開き李在鎔の謝罪を要求
キム・ギョンフン(金属労組) 2015.05.12 11:16
サムスン電子サービス蔚山センターが「組織安定化方案」の文書を作成し、 労組弾圧を計画したのに続き、労組幹部を拉致して監禁したという追加証言が出てきた。 労組サムスン電子サービス支会(支会長職務代理ラ・ドゥシク、以下、支会)は5月11日午前11時、 ソウル市瑞草区瑞草洞のサムスン電子本館前で記者会見を行い、このような情況を暴露した。 ▲労組サムスン電子サービス支会が11日午前11時、サムスン電子本館前で記者会見を行い蔚山センターが『組織安定化方案』文書を作成し、労組弾圧を計画したのに続き、労組幹部を拉致して監禁したと暴露した。記者会見参席者がサムスンを糾弾するシュプレヒコールをあげている。[出処:金属労働者キム・ヒョンソク] 労組のサムスン電子サービス蔚山分会チェ・ミョンウ分会長の証言によれば、 労組幹部の拉致と監禁があったのは昨年2月20日だ。 管理者二人はこの日、勤務していた労組サムスン電子サービス蔚山分会のチェ・ミョンウ分会長とチェ・ジルリム教宣部長に 「サムスン電子サービス蔚山センターのモ・ヨングク代表が、話があるという。ちょっと行って、話をしよう」と言った。 自分の車で待っていたモ・ヨングク代表は 「労組は労組、会社の実績は実績だ。 労組のほかの実績については助けてくれなければいけない。 そうした部分について、ちょっと話をしよう」と話した。 チェ・ミョンウ分会長は近くのカフェで実績について話をするものと予想し、 モ・ヨングク代表の車に乗った。 車には管理者二人も同乗した。 しかしモ・ヨングク代表は、車で巨済市の長承浦港に行き、チシム島に行く船に乗った。 この過程でモ・ヨングク代表は「私も携帯電話を車に置いて行くから、 お前らも携帯電話を車に置いて行け」とし、 車に携帯電話を置いたまま車のドアを閉めた。 ▲チェ・ミョンウ分会長が11日の記者会見でモ・ヨングク代表と管理者が計画的に自分たちを拉致監禁したという暴露発言をした。[出処:金属労働者キム・ヒョンソク] 船に乗ったモ・ヨングク代表は 「労働組合を脱退しさえすれば、2014年の賃金団体協議事項より良い待遇をしてやる。 福祉ももっとちゃんとやってやる」と懐柔した。 チェ・ミョンウ分会長とチェ・ジルリム教宣部長は、信じられないと粘ると、 「ここは島だ。私が望む答えが得られなければ、島から出ない」と脅迫した。 チェ・ミョンウ分会長は「考慮してみる」と話した後、やっと島から抜け出した。 だが携帯電話を返してもらえない状態で、その後も巨済島の大明リゾートに連れて行かれ、また労組を脱退しろという懐柔を受けた。 チェ・ミョンウ分会長は「チシム島に出発する船の時間に合わせるため、 わざわざサービスエリアで時間を待った」とし、 モ・ヨングク代表と管理者が計画的に自分たちを拉致監禁したと主張した。 チェ・ジルリム教宣部長は「明日、最終的に会社の立場を表明しなければならず、 また14年契約関連の通知をしなければならない」というモ・ヨングク代表の携帯メッセージを公開し、 「サムスンが『再契約したければ労組を無力化させろ』という無言の圧力をかけたと見られる」と証言した。 ▲サムスン電子サービス支会幹部が11日に記者会見を終えてサムスンに抗議書簡を渡そうとしたが阻止されたため、書簡を破り捨てた。[出処:金属労働者キム・ヒョンソク] 労組のナム・ムヌ首席副委員長は 「チェ・ジョンボムとヨム・ホソクを送り、サムスンからのこれ以上の弾圧がなくなることを望んだ。 サムスンは相変らず無労組戦略を維持し、さらに露骨な弾圧を行っている」と批判した。 支会はこの日の記者会見で △責任者処罰、 △サムスン電子李在鎔(イ・ジェヨン)副会長の謝罪と再発防止約束、 △サムスン電子サービス蔚山センター廃業撤回を要求した。 支会は5月4日、サムスン電子サービス蔚山センターが作成した 「組織安定化方案」の文書を公開した。 この文書はサムスン電子サービス蔚山センターが組合員の学縁、血縁、離婚などの個人史を利用し、 労組を脱退させようとする計画を含んでいる。(記事提携=金属労働者) 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2015-05-13 03:43:39 / Last modified on 2015-05-13 03:43:40 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |