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サムスン電子労働者の遺体奪取に国際労働界が怒る

「韓国、権威主義への回帰に反対」国際労働キャンペーン...一日で4千人が参加

チョン・ウニ記者 2014.06.05 18:34

サムスン電子サービス支会のストライキに世界の労働界が連帯している。

ITUC(国際労総)、インダストリオール(IndustriALL)、全国金属労働組合と民主労総が共同で6月4日、 韓国政府とサムスンによるサムスン電子サービス支会のストライキ弾圧を国際社会に知らせるキャンペーンを始めた。 「韓国、権威主義での回帰に反対する」という名の国際労働キャンペーンのオンライン署名運動は、一日で4千人以上が参加するほど高い関心を集めている。 国際労働界が動き出したことで、反応は引続き熱く広がっている。

ITUCなど4団体はハングル、英語とインドネシア語の3言語による今回のキャンペーンで、 何よりも韓国のサムスン電子サービス支会のストライキに対する政府やサムスンの弾圧過程を国際社会に詳しく知らせる計画だ。

これらの団体はまたこの書簡で、 労働烈士ヨム・ホソク分会長の遺体奪取とサムスン電子サービス支会幹部の拘束を糾弾し、 韓国社会が以前の権威主義的な軍事政権時代に回帰することへの深い憂慮を朴槿恵政権に共同で伝える。

韓国政府に対して、 △拘束労働者釈放、 △憲法が保障する労働三権を否定するサムスンの無労組政策と労組弾圧中断ための勤労監督実施、 △ヨム・ホソク労働烈士の遺体奪取に対する独立した捜査の実施と責任者の処罰および被害者の名誉回復を朴大統領に要求する計画だ。

金属労組のチョン・ヘウォン国際局長は 「外国だけで一日に4千人が参加した」とし 「サムスンはこれまで富士康(Foxconn)のおかげで相対的に清潔なイメージだったが、 遺体奪取という反倫理的な弾圧の事実が外国のサムスン・ユーザーにとっても衝撃的だったようだ」と説明した。 チョン局長はまた、「朴槿恵大統領の過激なイメージも新しかっただろう」とし 「2012年に韓進重工業のクレーンに上がったキム・ジンスク指導委員に対する国際連帯キャンペーンをしたことがあるが、 当時と較べるととても速い」と評した。

民主労総のパク・ソンシク報道担当者は 「サムスンは企業イメージだけでなく、韓国社会のイメージ全体にダメージを与えている」とし 「金はサムスンが稼ぎ、不名誉は国民が持つという状況で、 サムスンは社会的責任を重く感じて最近の半導体問題に前向きな態度を見せたように、 さらに積極的な態度でまず無労組経営を終わらせるべきだ」と明らかにした。

ITUCは世界最大の労働組合の団体で、現在155か国1億7500万人の労働者が加入している。 インダストリオールは世界2500万の製造業労働者を代表する。 オンライン署名キャンペーンには www.labourstartcampaigns.net/showcampaign.cgi?c=2317 で参加できる。

[出処:http://www.labourstart.org/]

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-06-06 06:45:50 / Last modified on 2014-06-06 06:48:25 Copyright: Default

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