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サムスンSDI白血病被害労働者が労災を申請

被害労働者18人が白血病とガン、このうち6人はすでに死亡

ペク・イルジャ記者 2013.02.22 10:36

「サムスンSDIは、職業性ガン被害者と遺族に心から謝罪して、職業性ガン集団 発病の明白な糾明と共に、責任ある態度を取れ。サムスンSDIは職業性ガン被害 者と家族がきちんとした治療を受け、治癒できるように十分に補償し、現場で 働く労働者が安全かつ健康に働けるよう積極的に作業環境を改善することを 再度要求する」。

サムスン半導体工場で働いていた労働者の白血病や貴重ガンの被害事例が増加 しているが、サムスンSDI蔚山工場で働いていた、または働いている労働者の 18人がガンと白血病被害者と確認された。

[出処:パノルリム資料写真]

半導体労働者の健康と人権守備(パノルリム)と、被害労働者、遺族、サムスン 一般労組、蔚山地域労働者健康対策委員会は2月21日、蔚山市庁で記者会見を行 い、「サムスンSDI蔚山工場で働いたヨ・ビョンウン氏が勤労福祉公団蔚山支社 に労災療養を申請した」と明らかにした。

この日、労災療養申請をしたヨ・ビョンウン氏は、サムスンSDI蔚山工場で 1988年から2006年までカラーブラウン管事業部、2006年から現在までPDP事業部 で働いてきた。23年間、サムスンSDI蔚山工場でフッ酸と有機溶剤、レーザーに 露出して働いてきたヨ氏は、2012年に急性骨髄性白血病と診断された。

ヨ氏と同じカラーブラウン管事業部で働いていたキム某氏は、2012年9月末に 勤労福祉公団蔚山支社に労災申請を出して現在疫学調査を控えている。

またサムスンSDI蔚山工場社内業者で2004年からブラウン管マスクの洗浄作業と 設備工場措置作業をして、2005年、28歳で急性リンパ腺白血病により死亡した 故パク・チニョク氏の遺族も、遺族給与葬儀費請求書を勤労福祉公団蔚山支社 に提出した。

記者会見の参加者は「この3人の他の被害者は、直接労災申請をしていないが、 現在まで現場情報提供により、サムスンSDI蔚山工場でガンで闘病中、または死 亡した労働者がさらに15人いることが確認されている」とし「同じ有機溶剤を 使っていたカラーブラウン管1、2、3工場ごとに、同じ規模の被害者がさらに いるものと推定される」と主張した。

サムスン一般労組とパノルリムに受付られた情報提供によれば、被害労働者の 相当数がカラーブラウン管第1工場で働いていた労働者だという。

これらの労働者のガンは、白血病と肺ガン、肝臓ガン、胃ガンなどで、2013年 に労働部が労災認定基準を改善し、今年上半期から適用することにした職業性 ガンにあたるガンだ。

記者会見の参加者は「われわれは今日のこの記者会見を始め、サムスンSDI蔚山 工場の職業性ガン被害者の情報提供を地域次元で積極的に進めて、職業性ガン 被害者を組織し、集団労災申請と労災認定闘争、真相究明闘争を展開すると明 らかにする」とし「職業性ガン被害者の労災療養申請に関して勤労福祉公団と 労働部は、被害者と遺族、そして彼らが推薦する専門担当者が参加する公正な 疫学調査を進めるよう要求する」と明らかにした。

サムスン一般労組とパノルリムは今後、サムスンSDI蔚山工場職業性ガン被害者 からの情報提供を集め、集団労災申請と労災認定闘争、真相究明運動を展開し ていく計画だ。(記事提携=ニュースセル)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2013-02-23 07:50:17 / Last modified on 2013-02-23 07:50:19 Copyright: Default

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