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「医療民営化」本格化、労働市民社会が反発...阻止闘争予告

保健医療労組委員長ハンストに突入、6月全面ストライキおよび総力闘争

ユン・ジヨン記者 2014.06.11 21:32

6月10日、保健福祉部が医療法人の営利付帯事業の範囲を拡大する医療法施行規則を立法予告し、医療民営化をめぐる戦いが加速する展望だ。 福祉部は同日、医療法人付帯事業を目的とする営利子会社の設立と運営に関するガイドラインも配布する予定だと明らかにした。

労働界や市民社会は直ちに反発した。 セウォル号惨事の根本原因が民営化と規制緩和であることが明らかになったのに、 政府は医療民営化を強行して医療機関の営利行為を拡大しようとしているという指摘だ。 労働界は医療民営化阻止を掲げ、6月の全面ストライキと総力闘争も予告している。

保健医療労組のユ・ジヒョン委員長は6月11日午前、 青瓦台近隣の清雲孝子洞住民センターの前で記者会見を行って、 青瓦台前でハンストに突入した。 また保健医療労組は医療民営化阻止のための全面闘争に立ち上がる方針を明らかにした。

[出処:保健医療労組]

労組は「セウォル号惨事を理由に韓国社会を変えるとし、 国民の前で涙を流した朴槿恵(パク・クネ)大統領が打ち出した国家改造の実体が医療民営化なのか」とし 「保健医療労組はセウォル号惨事と療養病院火災惨事の教訓を忘れ、 国民の安全と生命を捨てる朴槿恵政権の医療民営化政策強行を強く糾弾し、 今日のユ・ジヒョン委員長青瓦台前でのハンスト突入と共に、 医療民営化政策廃棄のための全面闘争を宣言する」と明らかにした。

ユ・ジヒョン委員長はこの席で 「われわれは今日の座り込みを皮切りにストライキの水位を高め、 医療界、各種市民社会団体、民主労総、野党国会議員と共に医療民営化政策を廃棄させるための具体的な闘争の意志を集める」と明らかにした。

続いて「保健医療労組所属の各支部は16日から医療民営化政策廃棄を要求するテント、ロビー座り込みを進め、 争議行為賛否投票をして24日から始まる全面ストライキ総力闘争を進めていく」と声を高めた。

これにより労組は12日午前11時、国会正論館で野党と汎国民運動本部、医薬5団体の共同記者会見を開いて医療民営化を阻止するための各界各層の動力を集める予定だ。 また午後2時からは青瓦台の前で医療民営化阻止緊急幹部決意大会と支部長・専従者連席会議を開催する。

16日からは保健医療労組の全支部が座り込みに突入し、 16日〜20日まで争議行為賛否投票を行った後、 24日から全面ストライキに突入する予定だ。 労組は明日午後12時30分、緊急記者懇談会を開いて具体的な闘争計画を明らかにする。

公共運輸労組連盟も医療民営化阻止のための全面闘争に突入する方針だ。 公共運輸労組連盟は10日に声明を発表して 「われわれは今、国民と共に医療民営化政策を廃棄させるために全面的な闘争に立ち上がる」とし 「これだけが朴槿恵政権が誤りに気付き、 医療民営化政策を撤回させる唯一の道だと判断する」と明らかにした。 医療民営化阻止と医療公共性強化のための汎国民運動本部も同日記者会見を開き 「保健医療労組、公共運輸労組連盟医療連帯本部の6月末の医療民営化反対ストライキを皮切りに、 全国民的な民営化、規制緩和反対闘争を拡散させ、 この傲慢な資本のための政府を審判する」と警告した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2014-06-12 11:04:50 / Last modified on 2014-06-12 11:04:51 Copyright: Default

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