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鉄道労組、「緑色成長と言いながら緑色交通を放棄するのか」

3次公共部門先進化方案に鉄道労組が決意大会を開き反発

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2008年10月13日11時51分

李明博政権が3次公共部門先進化方案で、暖房、電気、ガス、鉄道などの国家基 幹産業の民営化と経営効率化方針を決めたことに、関連労働者が強く反発している。

特に政府は韓国鉄道公社に対し、2010年までに赤字幅を50%削減する強力な構造 調整を行い、これが達成できなければ民営化する計画を発表し、「鉄道産業の 政策的な展望は何もなく、言うことを聞かなければ2010年に民営化すると脅迫 するだけ」と鉄道労働者が反発している。そのためにまず政府は韓国鉄道公社 の子会社のうち、整備保守の分野を担当するコレイルエンジニアリング、コレ イルトラック、コレイル電気を統合し、駅務会員管理をするコレイル開発とコ レイルネットワークを統合する計画を発表した。

▲キム・ヨンウク記者

全国鉄道労働組合(鉄道労組)は10月11日にソウル駅広場で集会を開き、「鉄道 民営化政策廃棄」を要求した。この他の労働組合は明日(10月14日)の午前に記 者会見をして、立場を明らかにする予定だ。

鉄道労組は政府が提示する韓国鉄道公社の赤字6400億に対し「誤った鉄道構造 改革政策の結果」と指摘した。鉄道産業発展基本法31条には、高速鉄道建設な どの線路の建設と維持補修に必要な鉄道施設関連の費用は国家が責任を持つこ とになっているが、政府がこれを公社に転嫁したという。また、KTX建設の過程 でも、建設の借金と運営の借金など、過度な累積借金(約10兆ウォン)の負担を 押し付けたと鉄道労組は説明した。

鉄道労組によれば、その結果として鉄道庁の時にはなかった線路使用料約5500 億ウォンの追加費用を鉄道公社が負担しており、KTX建設費用も政府が100%を負 担すべきなのに、35%しか負担していない状況だ。

▲キム・ヨンウク記者

これに対して鉄道労組は「全世界の交通専門家が口をそろえて語る未来の緑色 交通である鉄道、世界は今鉄道ルネサンスを夢見て、飽和した道路と環境汚染 を減らすために、大々的に鉄道に投資している」とし「李明博大統領の『低炭 素緑色成長』は口先だけだった」と指摘した。

続いて「収益を出すという名分で正規職を減らし、非正規職を量産して下請け のまた下請けに業務を外注化することが政府の言う先進化」とし「労働者を絞 り取り、非正規職による低賃金で維持しようとする企業のマインドではない未 来を見て成長戦略をたてるような、きちんとした政府が必要だ」と明らかにした。

▲キム・ヨンウク記者

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-10-13 21:21:10 / Last modified on 2008-10-13 21:21:11 Copyright: Default

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