本文の先頭へ
LNJ Logo 韓国:「公企業の民営化は国民にとっては災害」
Home 検索
 




User Guest
ログイン
情報提供
News Item 1212097055040St...
Status: published
View


「公企業の民営化は国民にとっては災害」

公共運輸連盟、公企業構造調整反対決意大会

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2008年05月24日18時58分

李明博政権が305の公企業のうち約50社を民営化し、約7万人の労働者を構造調 整すると発表した中、公共運輸連盟は今日(5月24日)午後2時から汝矣島全経連 会館の前で決意大会を開いた。李明博政権の公企業民営化をはじめとする構造 調整計画が具体化している状況で、全経連会館前に集まった約3千の公共部門労 働者の怒りは大きかった。

公共運輸連盟はこの日の集会を始め、民主労総と共に6月末7月初めの集中闘争を 組織する計画だ。

この日の集会にはガス、発電、地下鉄、電気などの各種公共サービス職種で、 国民の生活に欠かせないものを作り供給する労働者が集まった。発言したイ・ ヨンウォン公共サービス労組委員長は、「李明博政権が起こす事故は、国民に とって災害になる」と指摘した。

ファン・ジェド韓国ガス公社支部支部長も舞台に上がり、「政府は公共部門を 私有化すれば効率が高まるという。だが普遍的サービスとしての公共の性格を 失った以上、効率どころか各種の公共料金の暴騰で国民の暮らしを破綻させる だけだ」とし「農夫は翌年のために種を残すが、李明博大統領は種も全部食べ る誤りを犯している」と李明博政権の政策を批判した。

非正規職労働者と闘争して約1年間収監され、満期出所したク・グォンソ公共労 組ソウル本部長も発言した。ク・グォンソ・ソウル本部長は「李明博政権の公 共部門構造調整は、ソウル市から始まる」とし「今すぐではない、自分に近づ いてこないと静かに座っていてはいけない」と組合員が戦うことを訴えた。現 在、ソウル市は1500人の公務員を削減すると発表している。

続いてイム・ソンギュ公共運輸連盟委員長は、組合員に闘争方針を発表した。 イム・ソンギュ委員長は「私たちの闘争方針はまず、今からのすべての闘争は 公共運輸連盟の共同闘争であり、いくら小さな事業場の小さな戦いも、共同で 闘争する。二番目、2008年すべての民主労総闘争は共同闘争で、三つ目、私た ちの戦いを4千万の民衆とともにする共同闘争になる」とし「われわれはすべて の共同闘争で公共部門を私有化しようとする李明博政権に対抗する」と声を高 めた。

決意大会を終えた約3千の組合員たちは、『BSE牛肉、公共部門私有化』と書い た風船を放つ象徴儀式の後、汝矣島文化マダンで開かれた『公共部門労働者総 力決意大会』に結集した。

一方、同時刻にソウル駅広場では、全国鉄道労働組合が組合員3千人を集めて 鉄道公社民営化に反対する決意大会を開催した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-05-30 06:37:35 / Last modified on 2008-05-30 06:37:35 Copyright: Default

関連記事キーワード



このフォルダのファイル一覧上の階層へ
このページの先頭に戻る

レイバーネット日本 / このサイトに関する連絡は <staff@labornetjp.org> 宛にお願いします。 サイトの記事利用について