国土部、『KTX民営化』討論会をまた一方的に推進

『公開討論会』を推進すると言っていた国土部、『密室討論会』に続いて『一方的強行』

KTX民営化の『密室討論会』を開いて叱責された国土海洋部が、また一方的に 討論会を進ていることに批判があがっている。

国土海洋部は1月20日、鉄道公社経営陣とKTX民営化問題について非公開討論会 を開催した。当日の討論会は一般人の参加が排除され、国土海洋部が事実上 『密室』で民営化を進めているのではないかという非難の声が起こった。

［出処:チャムセサン資料写真］

当時『KTX民営化阻止と鉄道公共性強化汎国民対策委(対策委)』は記者会見を開 き、政府がKTX民営化強行の意志を曲げず、非公開討論会で民営化を強行しよう としていると反発した。

だが国土海洋部はまた来る30日一方的に討論会開催を通知して、KTX民営化に関 する対立を助長しているという非難に苦しむことになった。

実際に国土海洋部は、旧正月連休前日の20日の夜、対策委側に文書を送り、 1月30日の対国民討論会開催を通知した。

これについて対策委は1月25日、国土海洋部側に「討論会の進め方や討論の主題 などに関して、何も確認できず、討論会の公正性が憂慮される」と討論会の延期 を要求した。また日程と進め方、討論の主題、司会者、討論者など、討論会に関 する諸般の事項について事前協議をすれば参加する意思を明らかにした。

だが対策委の要求にもかかわらず、国土海洋部は1月30日に討論会を開くと明ら かにし、対立が続いている。対策委は「国土海洋部が主催する1月30日の討論会 は対国民欺瞞劇」とし「俗称『鉄道運営競争体制導入』を無条件に決めた状態 で、国民の反対に押されて4月の総選挙後に進めると発表し、国民の意見をまと めるという名目作りをして一方的な討論会を進めるということ」と批判した。

また対策委は「拙速的かつ形式的な名目作りの対国民詐欺、国民討論会は即刻 中断しろ」とし、討論会の諸般事項に対する対策委との議論とTV生中継、インター ネット放送等による公式な討論会の形式を注文している。

一方、国土海洋部はKTX民営化の日程を総選挙以後に延期すると明らかにしたが、 『総選挙以後は何があっても進める』という意志を示しており、対立局面は続 きそうだ。特に国土海洋部は、KTX民営化による副作用を『怪談』と牽制し、 公開討論会の推進を明らかにしたが、事実上、密室の一方的な討論会で民営化 を強行しようとしているのではないかという批判にさらされている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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