ガス民営化阻止ために「万里」を歩く

韓国ガス公社支部4066km、ガス配管網に沿って「希望の歩み」

116の市民社会団体と労働組合で構成されている民営化反対共同行動と公共輸送労組韓国ガス公社支部は、ガス産業公共性死守とガス産業民営化阻止のために全国を回りながら「ガス配管網に沿って万里(4066KM)-希望の歩み」を行っている。10月7日に順天を出発し、2組で全国を行進する希望の歩みは、24日までの3週間進められる。21日と22日には京畿地域の烏山とナムサ、龍仁を通り、驪州まで移動する。

［出処:韓国ガス公社支部］

希望の歩みは、ガス公社の天然ガス配管網に沿って4066kmを歩いて金漢杓(キム・ ハンピョ)議員が代表発議した都市ガス事業法改正案の問題を国民に知らせる 行動だ。現在、国会産業通商資源委法案審査小委には都市ガス事業法改正案が 係留されている。セヌリ党は8月26日の党政協議で都市ガス事業法改正案を今回 の定期国会で通過させる核心法案に決めた。

公共輸送労組韓国ガス公社支部の関係者は「この法案の本質は国民にガス料金 爆弾を抱かせ、財閥に特典を保障するガス産業民営化法案」とし「この法案が 通過してガス産業が民営化されれば、産業用料金は大差ないが家庭用料金は2倍 以上上がるということが海外の事例で証明されている」と明らかにした。

労組が提示した資料によれば、すでに民営化された日本では韓国と似たような 価格で天然ガスを輸入しているのに、家庭用料金は2倍以上の違いがある。また 民間が天然ガス市場を支配する各国の事例を較べると、産業用より家庭用の方 が2倍ほど高かった。

韓国ガス公社支部の関係者は「民営化の被害はそのまま庶民に行く。11月27日 の定期国会でガス民営化法案が議論されるので、問題を知らせるために歩みを 進めている」とし、「ガス民営化反対闘争に大きな関心を持ってほしい」と頼 んだ。希望の歩みは10月24日に解団式を開く。その後、労組は11月から「ガス 民営化反対共同行動の日」を毎週水曜に行い、今後の国会日程に合わせて闘争 の程度を高めて行く計画だ。

付記
ペク・イルジャ記者はニュースセルの記者で、この記事はニュースセルにも掲載されます。チャムセサンは筆者が直接作成した文の同時掲載を許容します。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可（ 仮訳 ）に従います。