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中浪区庁の摘発過程で60代の露天商が死亡

全露連「無理な露店摘発が惨劇を呼んだ」

キム・ドヨン記者 2011.03.18 18:27

区庁の露店摘発の過程で60代の露天商が死亡する事件が発生した。これにより 無理な露店摘発への批判も高まるものと予想される。

3月18日午前、中浪区のウリ銀行泰陵支店の前で露店を営んでいた李某氏(66歳)が 露店撤去を区庁の摘発班に抗議していたときに死亡するという事件が発生した。 全国露天商連合会(全露連)によれば、李氏はこの日、自分が商売をしていた所 に設置された鉢植えを移動しようとしたところ、摘発をしていた区庁職員と言 い争いになり、倒れた。

李氏はウリ銀行の私有地で銀行側の許諾を受け、10年ほど菊パン、かまぼこな どを売ってきたが、14日に区庁の摘発職員が『摘発現場の写真を撮るので二日 だけ営業しなければ、また運営できるようにする』とし、屋台を片づけて植木 鉢を設置したと遺族は伝えた。

だが区庁側は二日経った後も植木鉢を撤去せず、植木鉢により商売ができなく なったことで、李氏は5日目の18日、直接リフト車を呼んで、植木鉢三つのうち 一つを移動し、屋台を設置した。午前9時10分頃に6〜7人の区庁職員が摘発を行 い、李氏はこれに抗議して倒れ、9時40分頃に病院に運ばれたが死亡した。

全露連は、露天商を死に追いやった原因は区庁の無理な露店摘発にあるとみて、 今後、記者会見等で中浪区庁に抗議する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


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