韓国:「貧困と不平等の都市を告発する」 4km都心パレード | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第368回(2024/11/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/14) ●川柳「笑い茸」NO.158(2024/10/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第5回(2024/11/25) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
「貧困と不平等の都市を告発する」 4km都心パレード10・17貧困撤廃の日を迎え、パレードの後で闘争大会
パク・タソル記者 2017.10.14 17:55
「貧困と不平等の都市を告発する! 貧困を撤廃しよう!」貧困問題解決を要求するパレードが都心で行われた。 10月14日午後1時、東大門から光化門までの4km区間を 約700人の貧困当事者と市民社会団体が共に歩いた。 10月17日は貧困撲滅のための国際デーで、 約60の団体が参加して「1017貧困撤廃の日組織委員会」を作り、 貧困退治のためのイベントを企画している。 パレードの後に光化門で開かれた闘争大会では、 強制執行と撤去で被害を受けた当事者、 障害者と性少数者など、 存在を抑圧されている当事者たちが彼らの人生を告発する時間を持った。 気楽に商いたい商人の会のミン・ミョンシク氏は、明洞でリムバーグ・ワッフルを運営する賃借人だ。 ミン氏は5坪ほどの店で200日間、居眠りをしながら強制執行に備えている。 ミン氏は「保証金1億、月々315万ウォンを滞納せずにきちんと払っていたが、 家主は隣の部屋に同業者を入れ、二回も用役をつかって私を追い出そうとした。 朝鮮時代に土地を持っていた地主が血の汗を流して農作業をした収穫を持っていったが、 今の家主も朝鮮時代の地主のような蛮行を行っている」と鬱憤を晴らした。 彼は「600万賃借商人の生存権のために命がけで戦う」と明らかにした。 民主露天商全国連合のウ・ジョンスク中部地域長は 「その日暮らしの人々を放っておいてくれ」と叫んだ。 ウ氏は「老人だからもう休めと言い、子供たちは何をするのかと尋ねるが、 青年失業が深刻な今日、老人も自分で稼いで暮らさなければならない」とし 「区庁や市庁に行って手を出すのではなく、自分で生計を立てられるように助けてほしい」と訴えた。 ウ氏は「区庁が用役を使って1坪ほどの露店を撤去して過怠金まで賦課するが、 露天商らを締めつけるこうした措置のおかげで貧困から脱出できない」と露天商強制撤去と露店管理対策の中断を要求した。 行動する性少数者人権連帯のキム・スファン運営委員は、性少数者は容易に貧困になると主張した。 キム氏は「青少年性少数者は家と学校から追い出されて早くから貧困を経験するが、 10代の労働の価値は低く扱われ、社長から賃金を取られたり暴言、暴力に露出したりもする。 トランスジェンダーは性別アイデンティティとからだの不調和により手術が必要だが、 医療保険も適用されず、 数千万ウォンをひとりで集めなければならず、家族の支持や国家の支援もない。 就職の困難と貧困による自殺未遂率もどの集団よりも高い」と説明した。 キム氏は「簡単に病気になり、簡単に貧しくなる構造の中で、 排除されない権利を持つことが重要だ」と明らかにした。 闘争大会の参加者は 貧困を撤廃して平等な世の中のために最後まで戦おうと決議した。 彼らは闘争決議文で 「韓国で14年間、公示地価が一番高い明洞の土地は、一坪2億8300万ウォンだ。 最低賃金で働く労働者が毎日8時間、一日も休まず、一銭も使わずに15年働き続けて貯められる金額」とし 「こうした現実は、貧しい人々にはさらに苛酷に近付いてくる」と明らかにした。 続いて「家族の中で病気になる人でもいれば、医療費負担で貧しくなり、病気で働けずにまた貧しくなる。 家や店を所有できなければ高い賃借料に苦しみ、出て行けといえばすぐに追い出される状況に置かれる」とし 「このようにして追い出された人々が路上に出て屋台でも広げたり、 眠っていれば「道路美化」、「公共の秩序」の名で道路からも追い出される」と批判した。 彼らは以下の主要要求事項を発表した。 ・家から、道路から、店から追い出されない世の中、 ・扶養義務者基準、障害等級制、障害者収容施設完全廃止、 ・露天商強制撤去・露店管理対策中断、用役予算全面削減、 ・先対策、後撤去、循環式開発施行、 ・ホームレスの分離と排除の中断、 ・誰でも健康な権利! 貧しい人々の健康保険滞納解決、 ・社会福祉公共インフラ拡大、社会サービス公共性強化、 ・過労死、超過労働、賃金格差OUT、 ・公共住宅拡充! 伝貰・月貰上限制導入、 ・誰も排除するな、包括的差別禁止法制定、 ・見かけだけの福祉、貧困死角地帯を放置する福祉制度改善だ。 一方、17日には光化門広場で貧困撤廃の日を迎えた記者会見が開かれる。 当事者と団体は都市の貧困と不平等を告発するパフォーマンスをする予定だ。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2017-10-23 07:34:44 / Last modified on 2017-10-23 07:34:47 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |