韓国:「露店運動・反貧困運動の連帯を」 | |||||||
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「露店運動・反貧困運動の連帯を」「露店運動25年、どう進むか?」討論会開催
カン・ヘミン ビーマイナー記者 2012.06.09 19:14
▲13日の25次6・13大会をむかえ、民主露天商全国連合は『露店運動の現実と展望』という主題で討論会を開いた。 6月13日の25次6・13大会を控え、民主露天商全国連合(下民主露連)は8日午後 1時30分、民主労総13階で「露店運動の現実と展望」という主題で討論会を開いた。 民主露連のキム・ヨンジン議長は、「88年ソウルオリンピック開催当時、政府の 露天商弾圧に対抗し、成均館大学校の金芝広場に集まって決意大会を開いてから 全国露天商連合会(全露連)ができた」とし「当時の撤去闘争と露店闘争は時代の 軸を共にし、貧民運動の開始点になった」と説明した。 キム議長は「長い間、露店運動は分化と統合、分裂と再統合を繰り返した」とし 「組織が分裂した原因は何だったのか、今現在、なぜ民主露連が生まれたのかを 調べ、露店運動を含む貧民運動が全民衆運動陣営でどんな位置を占め、能動的な 大衆組織として新たに動き出せるのかを話せる場にしてほしい」と冒頭発言を終えた。 続く討論で民主露連のシン・ヒチョル政策委員は「露天商とは『法的に許可を 受けずに道路で商う人』、つまり許可されていない不法を意味するが、では 露天商の代案は合法か?」と問いかけ「合法か不法かの区分は意味がない。 露天商を発生させる低賃金不安定労働と社会構造が問題」だと批判した。 シン政策委員は「露天商の経歴を見ると10年未満が多く、露店前の職業を見ると 非正規職や自営業から流れてきた人が多く、露店を始めた理由も事業の失敗、 解雇による失業が多かった」とし「露店を続けるかどうかという質問への回答も 98年より、05年の調査の時の方が高く、彼らは現在営業している場所の認定を 一番切実に要求していることがわかった」と明らかにした。 シン政策委員は「以前は自分の居住地域で露店をするケースがほとんどだったが、 05年の調査の時は半分以上が自分の居住地域ではない場所で露店をしていることが 明らかになった。これがもうひとつの争点に浮上する」とし「その理由は、 既存の居住地域の露店の場所がなくなったり、露店を禁じているためだが、 商売できる地域をどう確保するのか、新しい開発地域に露天商を無条件に 禁じるのかが問題になっている」と指摘した。 ▲貧困社会連帯キム・ユニョン活動家 貧困社会連帯のキム・ユニョン活動家は、反貧困運動の意味を説明し、反貧困 運動と露店運動がどう出会い、連帯するかについて議論した。 キム活動家は「反貧困運動とは貧困を個人の問題ではなく、貧困を量産する 原因を社会の構造に求め、これに抵抗し反対する運動」とし、反貧困運動と 露店運動の主体である『貧しい人々』に焦点を合わせた。 キム活動家は「露店運動は当事者の実利と要求を通じて組織されると同時に 雇用市場から脱落し、現実の物理的状況では摘発という二重の抑圧に処している」 とし「しかし社会が貧しさに対して懲罰的に対応しており、貧しい人々がまるで 犯罪を行っているかのように烙印する状況で、貧民というアイデンティティが 私たちの内部で本当に通じているのかについての点検が必要だ」と指摘した。 続いてキム活動家は「17年前に焼身したチェ・ジョンファン烈士は、施設でも 暮らした障害者であり、生活保護の対象者だったが、このような烈士の人生を 見ると、なぜ私たちが連帯しなければならないのかが明確にわかる」とし「もし 彼が生きていれば、彼はまた施設に戻らなければならない障害者になり得、 撤去民になり得るが、私たちが韓国で貧しく暮らす彼らを代弁し、貧しい人々の 連帯組織になり、本当に社会を変える力をつけられるように願う」と強調した。 この日の討論会では、△民主露連の建設の背景と成長の過程、△民主露連の 地域運営事例と拡散戦略、△新規の地域運営事例などを共有し、6・13大会 25周年を迎え、どうにすればさらに内実を固められるかなどの討論も進められた。 一方、民主露連は6月11日、双竜自動車解雇労働者と共にする希望の車、13日の 午後1時にはソウル駅広場で25回全国露天商大会を開く予定だ。(記事提携=ビーマイナー) ▲民主露連のキム・ヨンジン議長が25年の露店運動の歴史を話している。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-06-11 02:18:36 / Last modified on 2012-06-11 02:18:43 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |