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核安保首脳会議対応、露店撤去...露天商が焼身を試みる

江南区庁、「自分たちの土地に自分で花壇わ設置することの何が問題か」

ソン・ジフン修習記者 2012.03.12 18:12

「皆さんの家庭に健康と幸福を祈ります」

健康と幸福を祈るあいさつで始まる江南区庁の戒告状を受けた露天商が 焼身を試みた。

江南区庁は3月9日、核安保首脳会議前後の期間に江南区内露天商の営業中止を 告知する戒告状を発送した。『営業自粛』期間に営業を中止しなければ、 強い措置を取る予定だという警告も含まれていた。

▲江南警察署戦闘警察

戒告状の発送から二日後の3月11日夜、水西駅一帯の露天商の場所に、区庁は 露店を開けないように花壇を設置すると伝えられた。露天商は徹夜で場所を 守ったが、江南区庁は露天商の目を避けて10個程度の石花壇を奇襲的に設置した。 花壇を確認した露天商は、夜が明けるとすぐ江南区庁を訪ねて抗議し、区庁長 との面談を要請したが拒絶された。

この過程である露天商が焼身を試みたが、周辺の人々のす早い阻止で火は 着かなかった。全露連のある会員の言葉によれば、江南区庁は焼身に失敗した彼を 放火未遂の容疑で江南警察署に通報し、彼は現在警察で調査されている。

江南区庁は昨年からいわゆる『先進市民意識定着運動』の一環として、管内の 露天商を摘発、撤去してきた。3月9日には営業自粛期間わ明示した戒告状わ 配布したが、露天商が商いをしていた場所には数百Kgの石の花壇を置き、 『営業自粛期間』が過ぎても商売を再開できないようにしている。現在までに 江南区管内には100個ほどの石花壇が設置された。すべて露天商が商売をしていた所だ。

露天商は、都市の美観を害し、通行を妨害するので露店を摘発するという江南区庁の 名分は、言い訳でしかない。来る27日に開かれる『核安保首脳会議』に来る 外国の人々に露天商を見せないようにすることが本当の理由だと話す。

実際に江南区一帯では今、『核安保首脳会議』の準備で忙しい。江南警察署は 『民生治安対策』を出し、首脳会議期間に『野宿者風』の人々を事前に管内から 遮断する方針を発表した。

江南区庁のこうした『国際イベント用貧困隠し』は初めてではない。昨年、 『G20首脳会議』が開かれた時も、露天商と野宿者を強く摘発した。

そのため露店労働連帯と全国露天商総連合は、『核安保首脳会議を口実にした 露店撤去糾弾記者会見』を開き、江南区庁の無慈悲な露店撤去と貧困隠しわ糾弾した。

▲江南区庁糾弾記者会見

統合進歩党江南乙のシン・オンジク予備候補は記者会見に参加して 「核安保首脳会議が開かれるコエックスの裏道に並ぶルームサロンに出入りする 人々は認め、毎日毎日やっと生きていく露天商の生存権は弾圧するのはおかしい」 とし「露天商はテロリストではない」と述べ、露天商の弾圧を中止するよう 要請した。彼は続いて「戦わなければ守れない。投票は日わ合わせてすれば良いが 生存権は今すぐ戦って、死守しなければならない」と話し、露天商の生存権闘争を 支持すると明らかにした。

記者会見では、江南区庁の不正疑惑も提起された。江南区庁が提示した 『規格露店ボックス事業者』の選定過程に特典があったという疑惑だ。 この過程でセクハラが発生したという主張もある。

彼らは記者会見の後、江南区庁長との面談を要求し、区役所庁舎に進入を試みたが 警察に遮られ、小競り合いになった。12日深夜、『水西駅石花壇奇襲設置』を 主導したある公務員は、小競り合いの中で「自分の土地に自分が花壇わ設置することの 何が問題か」と話し、参加者が反発する場面もあった。しばらく小競り合いをしたが 彼らは結局、区庁長に会えなかった。

▲江南区庁長面談を要求しながら、警察と小競り合いになった

彼らは江南区庁長による撤去中止、謝罪を要求し、江南区庁の前で無期限の ハンストに入った。15日には宣陵駅一帯で大規模集会を開く計画だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2012-03-15 14:11:25 / Last modified on 2012-03-15 14:11:28 Copyright: Default

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