貧困・労働団体基礎老齢年金、即刻値上げ要求

趙承洙、「今でも与野が合意して法改善すれば値上げ可能」

貧困社会連帯、大韓引退者協会、統合進歩党、民主労総、韓国労総、民主労総 公共運輸労組は1月11日午前、国会で記者会見を開き基礎老齢年金法改正と基礎 老齢年金の即刻値上げを要求した。

2012年の基礎老齢年金6%引き上げ案は昨年国会保健福祉委員会で与野間が合意 して決定した。だが12月31日『2012年政府予算案』の国会本会議通過を控えて 開かれた国会予算決算委会議密室交渉過程で値上げが失敗した。これにより、 基礎老齢年金は5年間据え置かれることになった。また政府は、基礎老齢年金の 引き上げに反対している。

この日、趙承洙(チョ・スンス)統合進歩党議員は「今でも与野が合意して法を 改善すれば、基礎老齢年金値上げは可能だ」とし「今年の政府予備費の一部を 使うだけで基礎老齢年金値上げはすぐにでも可能だ」と要求した。

チュ・ミョンニョン大韓引退者協会会長は「17代国会で用意した基礎老齢年金 法案が、18代国会最後の3か月を控えている」とし「3か月以内に上げるべき 基礎老齢年金の額はいくらにもならない。卵140個の金で、豆腐25丁分だ」と 声を高めた。

イ・サンム公共運輸労組委員長は「基礎老齢年金は実際に働く若い層の国民年金 需給率を削減し、その削減で死角地帯の基礎老齢年金引き上げる法案になった」 とし「国家が毎年0.5％ずつ削減し、現金で労働者から取って、基礎老齢年金は 手形で発行している。基礎老齢年金をきちんと執行しなければならない」と強調した。

彼らは記者会見文で「国会はすぐ基礎老齢年金給与額を6％上げるべきだ」とし 「基礎老齢年金対象者を法定基準の70%に拡大し、年金額を6%に引き上げれば、 5876億ウォンが追加で必要」と明らかにした。また「政府とハンナラ党、民主 統合党は、基礎老齢年金値上げ霧散の責任を取り、即刻臨時国会を開いて基礎 老齢年金を上げ、関連法を改正しろ」と要求した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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