韓国:朴元淳市長、MBに竜山惨事拘束者8人の赦免を要請 | |||||||
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朴元淳市長、MBに竜山惨事拘束者8人の赦免を要請
朴元淳(パク・ウォンスン)市長は、2009年1月20日に発生した竜山惨事に関連し、 拘束された8人への赦免要請建議書を2月7日、公文書の形で李明博大統領に伝え た。2日の曹渓宗総務院長のチャスン僧侶による竜山惨事拘束者赦免要請に続き、 竜山惨事責任官庁の一つであるソウル市長が直接特別赦免を要請した点で、3.1 節特赦で彼らの赦免があるかどうかに関心が集まっている。 朴元淳市長は建議書で「現在拘束されている8人の撤去民は、法律違反者である 前に、都市再開発の過程で生計を立てる場所を失い、冬季強制撤去の暴力の前 でくやしさを訴えることもできずに絶望していた社会的弱者」とし「竜山事故 で毎日毎日を苦しみの中で暮らす彼らに、事故のすべての責任を問うのは非常 に残念なこと」と赦免建議の理由を明らかにした。 これに先立ちパク市長は、1月18日、竜山事故3周年の時に行われた太鼓コンサー ト『出ていかない人々』に参加して「竜山事故で愛する家族と隣人を失った 撤去民を慰労し、行政責任者のソウル市長として謝罪する」と述べた。 また、パク市長は1月30日にニュータウン対策の発表で「夜間、豪雨、寒波など 悪天候と冬期撤去禁止により非人間的な強制退去措置を防ぎ、入居者住居権を 保障する」とし「長期的には住居権を人権的次元で扱うように社会システムの 構築にも先頭に立つ」と強調した。 一方、去る2日には曹渓宗総務院長のチャスン僧侶が竜山惨事拘束者8人への 特別赦免を大統領に請願した。 チャスン僧侶は請願書で「本当の対話と疎通は寛容から始まる」として「拘束 された撤去民8人と関連者に対し、和解と寛容の精神で特別赦免をして欲しい」 と請願した。また、「現政権が主張する共生社会のためにも、政府が一日も早 く拘束された撤去民の手を取り、社会統合と国民和合を無駄にしないように大 きな決断をしてほしい」と訴えた。 竜山惨事は2009年1月20日、龍山4区域の再開発現場で占拠座り込みをしていた 入居者に警察特殊部隊が投入され、強制鎮圧をする過程で、5人の撤去民と1人 の警察特殊部隊が死亡した事件だ。この事件で警察の殺人的な強制鎮圧が問題 になったが、法院は撤去民だけが責任を問われ、撤去民約30人が司法処理され、 8人は実刑が確定し、現在も服役している。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2012-02-08 03:48:24 / Last modified on 2012-02-08 03:48:29 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |