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「私たちは10ウォンの人生か」

青年団体、経営界『最低賃金10ウォン引き上げ』糾弾

ユン・ジヨン記者 2010.06.24 15:11

6月18日、最低賃金全員会議で経営界が『最低賃金10ウォン引き上げ』案を出し たことに関連、青年たちは「私たちは10ウォンの青春か」と反発している。

▲「10ウォン、お前が食え」記者会見の参加者たちが経済人総連建物に向かって10ウォンの模型ピケを投げている。

青年ユニオン、韓大連、韓国進歩連帯など96の青年団体と市民社会団体で構成 された『青年失業解決のためのネットワーク』は6月24日午後1時、経済人総連 前で経営界糾弾記者会見を行った。

彼らは「アルバイトで生活する青壮年層が500万人に達する状況で、経営界の今 回の修正案は、事実上青年失業、非正規職問題で苦しむ青年の意志を挫こうと するものとしか思えない」と記者会見の趣旨を明らかにした。

この席で青年ユニオンのキム・ヨンギョン委員長は、「1年の学費1千万ウォンと 就職私教育費、生計費のために、青年の2人に1人がアルバイトをしている」とし 「だが最低賃金では学費にするのも大変だ」と吐露した。

また記者会見には現在求職活動をしているチェ・ソッカン氏が直接参加して、 自分の生き生きした経験を証言した。町内で『最低賃金1000ウォン引き上げ』 を主張して、一人デモをしている彼は、「この前、小さな電子会社の面接を受 けた」とし「会社では経営が苦しく、最低賃金しか支払えない、会社は月給を 上げられないが、最低賃金が上がれば賃金をそれに合わせてあげると話した」 と明らかにした。

続いて「現場では『最低賃金を払えないのではなく、負担ではあるが払える』 という立場だが、経済人総連は絶対だめだと言う」と非難した。

チェ・ソッカン氏はまた「求職活動青年のほとんどが最低賃金程度の初任給 1200万ウォンだが、この額では貯蓄どころか生活費にもギリギリ」とし「直接 体験しなければわからないはずだ、最賃委経営界委員は最低賃金で働いてみろ」 と主張した。

一方、彼らは10ウォンの形のピケを経済人総連建物に投げて「10ウォン、お前 が食え」というパフォーマンスを行った。また記者会見の後には青年失業ネッ トワークのパク・ヒジン代表の1人デモを始め、全国各地で経済人総連の『10ウォ ン引上げ案』を糾弾し、最低賃金引き上げを要求する1人デモが行われる予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-06-26 02:59:37 / Last modified on 2010-06-26 02:59:55 Copyright: Default

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