韓国:「済州第2空港は空軍基地だ」 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第368回(2024/11/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/14) ●川柳「笑い茸」NO.157(2024/9/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第5回(2024/11/25) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
「済州第2空港は空軍基地だ」城山邑住民など済州道庁の前無期限テント座り込み
チョン・ホジュン チグミョギ記者 2017.10.20 10:36
済州道が国土部に対し、済州第2空港の建設を迅速に進めるように要請する文書を送った事実が伝えられ、 10月10日から済州道城山邑の住民と市民社会団体が、 済州道庁の前でテント座り込みを始めた。 城山邑の住民1人は座り込みと共に9日間ハンストをしているが、 16日には城山浦聖堂のイム・ナムヨン主任神父、新済州聖堂のヒョン・ムングォン主任神父、 済州エドクの家のヒョン・ソンフン神父が直接座込場に来て住民の健康を心配しながらも、座り込みを応援した。 済州海軍基地がある江汀の村から来た文正鉉(ムン・ジョンヒョン)神父は 「静かに座っていることができず、済州道庁前の座込場に一日も欠かさず連帯訪問している」とし 「17日には座込場のテントを撤去しろという済州市の戒告状が出てきたが、 一緒にいた人々が防いだ」とカトリックニュース・チグミョギに話した。 文神父は空軍参謀総長が第2空港を軍事空港にしようとしていることをみんな知っているとし 「今回も江汀の例のように、買収された一部の人々の話を住民すべての意見に変身させ、 軍事目的ではない軍民複合型だと小細工を働かせている」と指摘した。 彼は「民軍複合と言っていた済州海軍基地には、米国のイージス艦などの軍艦だけが出入りしているのを見たではないか」とし、 これと同じように「住民も一緒にいた人もみんな、第2空港は間違いなく済州海軍基地に関連した空軍基地だと考えている」とした。 文神父はハンスト座り込み場になぜ済州市から摘発に来たのかとし、 「第2空港進行の過程で法的手続きも無視し、 あらゆる便法、違法をすべて使って進め、 住民の同意もなくすでに関連用役の予算をたてたからだ」と話した。 ▲済州道庁前の座込場で文正鉉神父が"STOP第2空港!"と書かれたプラカードを持っている。[出処]私たちの街の話(済州第2空港反対)FaceBook 済州第2空港城山邑反対対策委は9月22日 「済州道が住民の意見収斂もなく一方的に用役方向を決めて進め、 結果として渡された文書には道民の意見が歪曲されて入っていた」という主張を込めた 「第2空港建設計画の原点再検討を要求する陳情書」を国家人権委に出した。 彼らは内陸に空港を作るのは、海岸型を好む世界的な流れに逆行するとし、 「24時間空港を運営するために住民の被害を最小化して、 住民の生活の価値を最優先に考慮すべきなのに、 済州道はさまざまな村を貫く内陸に立地を選定した」と主張した。 また「建設が予定されたソンサン地区は丘に囲まれている」とし、 第2空港が完成すれば 「いつ大事故が起きるかわからない危険な国際空港になる」と言う。 韓国開発研究院は2016年4月に飛行の安全のために10箇所の丘を削らなければならないという内容を含む 「済州第2空港に対する予備妥当性調査」の結果を発表した。 一方、済州道空港拡充支援団の関係者は 「空港は建設だけでも10年かかる事業なので、 今の時点で作らなければ後で問題が起きる」とし 「済州道では第2空港反対側と対話をしようと要求しているが、 むしろ反対側にはこれという対話の意思がない状態」と主張した。 彼はハンストをするほど違法な過程を経て第2空港を作っているのではないかという指摘に対し 「第2空港の建設は済州道ではなく国家事業で、 したがって国土交通部の管轄」と言う。 また彼は円滑な事業進行のために 「2016年1月から第2空港関連の住民疎通チームを作り、 職員が城山邑地域に常駐している」とし 「第2空港建設に反対する立場を持つ住民はどの程度いるのか」という質問に対して 「現在としては、世論調査の内容以外は知らない」と カトリックニュース・チグミョギに明らかにした。 済州道がリアルメーターに依頼した世論調査では、 第2空港建設に賛成という意見は反対の2倍程度多かった。 これは第2空港建設の他に既存の空港活用などの代案が全くないことを前提として出された結果だ。 2015年2月、国土部次官は 「2014年8月に『済州地域航空需要調査』を終えたが、 2030年には済州地域の航空需要は今の2倍規模の4424万人へと大幅に成長するものと予測されていた」と明らかにした。 2016年9月、全農済州連盟、済州女民会などの地域市民社会団体が集まって作った 「第2空港全面再検討と新しい済州のための道民行動」は、 1年間の討論の結果とし 「2030年に現在の2倍の4000万人の航空需要があるという主張に、ある程度同意できる」とした。 しかし彼らは問題の核心が 「第2空港の建設で幾何級数に増加する観光客に対し、どう解決するのかについての済州道、国土部の計画が何もないこと」にあるとし 「第2空港建設計画は、決して済州道の未来ではない」と主張した。 一方、国土交通部と済州道は、 2015年11月に済州第2空港を建設する計画を初めて発表した。[記事提携=チグミョギ] 付記
この記事はチャムセサン提携報道機関カトリックニュース・チグミョギ(いまここ)の文です。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2017-10-25 04:56:20 / Last modified on 2017-10-25 04:56:21 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |