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記憶のかなたで生きる苦痛

麗水外国人保護所火災惨事2周期追慕記者会見

イ・ジョンウォン記者 samakeun@jinbo.net / 2009年02月11日17時27分

10人の移住労働者が死に17名が負傷した麗水外国人保護所火災惨事が2月11日、 2周年をむかえた。移住労働者差別撤廃と人権、労働権保障のための共同行動は この日、ソウル出入国管理所前で記者会見を行い、火災惨事追慕とまだ事故の 後遺症に苦しむ移住労働者問題の解決を要求した。

麗水火災惨事負傷者17人のうち15人は治療のために再入国して生活しているが、 軽傷者と分類された人々は治療どころかビザの延長も受けられず、未登録滞留 者として苦しい人生を続けている。彼らはみんな外傷後ストレス障害という事 故の後遺症で、悪夢と不安、睡眠障害に苦しみ、毎日精神と薬を服用しなけれ ば暮せない。火災当時に吸った有毒ガスで、呼吸器疾患と長期的な薬の服用に よる胃腸障害などの合併症も重なり、健康が悪化している。

しかし麗水火災惨事の負傷者とその家族を絶望に追いやるのは、法務部、出入 国管理事務所の安易な政策だ。治療のために韓国に留まる間に必要となる基本 生計費はばかにできないが、入国当時発給された治療ビザでは働くことができ ない。彼らは最低限の生計費を作るために移住労働者シェルター、野宿などを 転々として不安な人生を続けている。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-02-15 02:10:45 / Last modified on 2009-02-15 02:10:47 Copyright: Default

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