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KBS新労組本部長、「無形のブラックリストの存在を憂慮」

対話を拒否して不公正な放送したKBSが呼んだ問題

ホン・ソンマン記者 2010.07.08 10:33

ストライキ8日目をむかえる『KBS新労組(言論労組KBS本部)』のヨム・ギョンチョ ル本部長は、ストライキによる宣伝カーの宣伝行動を視聴者に謝りながらも、 KBSの公正性を回復する努力と理解してくれと頼んだ。また、キム・ミファ氏の ブラックリスト波動もKBSが公正でないから発生した問題で、『無形のブラック リスト』が存在するかもしれないと憂慮した。

[平和放送開かれた世界今日]とのインタビューでストライキによって正常な 放送ができないことについて「申し訳ないと思っており、申し訳ないというし かない」とし「ただし、芸能PD、またドラマPDまでストライキをせざるを得な い内部の切迫した状況があるという点を理解していただけると幸い」と述べた。

芸能番組などの宣伝カーの宣伝にもかかわらず、視聴者の反応は前とは全く違 うと言う。ヨム本部長は「1泊2日のような番組が今、支障をきたしているが、 該当ホームページやコメントを見ると今回のストライキは正当だ、ぜひとも必 要なストライキだ、放送の公正性を確保するために新労組がストライキをして いるのに、賛同する芸能PDに拍手するといったコメントがあって、私たちが元 気付けられる」と紹介した。

また、ヨム・ギョンチョル本部長は今回のKBS新労組のストライキが合法ストで あることを強調しながら、政府は介入すべきではないと主張した。ヨム本部長 は「もし私たちが不法なら、政府が私たちのストライキを不法だとはっきり規 定して対策をたてただろう」とし「しかしそうではないことを見れば、私たち のストライキの合法性を政府も認めざるをえない」と強調した。また、「政府 次元の介入や仲裁の必要性については、私たちとしても、あえて政府まで乗り 出してKBSのストライキに介入や仲裁する必要はないと思う」と述べた。

キム・ミファ氏のKBSブラックリストの主張について、社内でもブラックリスト を見たという人は確認できなかったが、憂慮されると話した。ヨム本部長は 「文書で存在するブラックリストはなくても、これこれの人物、いわゆるきび しい発言をする人たちには、MC起用や出演を除外させる、いわゆる無形のブラッ クリストがあるのではないか、そんな気がして憂慮している」と述べた。

ヨム本部長はこれらの問題が基本的にKBS使用者側がさまざまな問題について対 話を拒否し、閉じているのが問題だと強調した。ヨム本部長は「KBSは公営放送 で、公的財源で運営されるから、内外の批判や議論に対してとても誠実に回答 し、釈明し、対応すべきだ」とし、「(キム・ミファ氏に対する)告訴、告発ま で行く理由があるのか、事実KBSに関する議論はたくさんあるだろう」と述べた。

さらにヨム・ギョンチョル本部長は、労組のストライキとキム・ミファ氏のブ ラックリスト事件でわかるように、KBSのニュースや番組の公正性の問題と関係 があると説明した。「現在の状況では若干一方に偏った方向のニュースや番組、 または出演陣の選定が行われ、大きな枠組みで見ればKBSの公正性、客観性問題 と関係がある」、「社長が大統領特派出身という問題と関係がありそうだとい う指摘が多いので、この部分についてKBS使用者側がもっと公正性の基準をはっ きりさせ、徹底して守る方向で会社を運営」すべきだと強調した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-07-09 03:27:41 / Last modified on 2010-07-09 03:27:43 Copyright: Default

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