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「チョ・ヒムン辞任、映振委死守」映画人が集会

チョ・ヒムン委員長、文化部の辞任推奨にも黙々無返答

ユン・ジヨン記者 2010.06.18 12:03

6月17日午後2時、映画振興委員会(映振委)前に映画人が集まり、チョ・ヒムン 委員長の辞任要求と映振委死守のための映画人集会を開いた。

[出処:メディアクト]

最近、政府が映振委と文化芸術委員会の廃止を検討していることについて、映 画人たちは『映振委死守』を主張している。

また、映画人の間ではチョ・ヒムン映振委委員長が就任後9か月間映振委の役割 と機能を放棄して混乱させたという批判が着実に提起されてきた。

集会に参加したイム・チャンジェ韓国独立映画協会理事長は、「独立映画専用 映画館と映像メディアセンター審査過程の問題がマスコミを通じてあらわれた のに、総括責任者のチョ・ヒムン委員長は責任を取らない」と批判した。

キム・ユピョン韓国映画アカデミー非常対策委員長は「映振委解体論者が委員 長になり、国家が払う月給を受け取るのを見るのは耐えられない」とし「チョ・ ヒムンは追い出し、映振委は守るという私たちの戦いは複雑だ」と声を高めた。

映振委死守のための主張も提起された。メディアクトのキム・ジヒョン活動家 は「映画発展基金が早ければ2017年に底をつくが、映振委は今後どんな金で事 業をするのか気になる」とし「映振委がなくなると映画産業と映像文化発展の 環境が狭まる」と憂慮を表わした。

続いて「映振委委員長は映振委の意味や事業と組織のビジョンを持たず、映振 委の地位だけをむさぼっているが、映振委がなくなることについてどう責任を 取るのか聞きたい」と付け加えた。

また彼らは決議文で、△チョ・ヒムン委員長は多くの映画人の要求を受け入れ て即刻辞任すること、△韓国映画の発展と文化多様性のために映振委が一日も 早く正常化されることを要求した。

一方、チョ・ヒムン委員長の就任後、今年1月に独立映画専用映画館と映像メディ アセンター運営事業者を不公正な公募審査で変更した疑惑が提起され、27年間 映画人を輩出してきた韓国映画アカデミーが縮小され、議論になっていた。

また、5月にはチョ・ヒムン委員長が独立映画製作支援審査委員に受付番号をあ げて、特定の作品を選定するよう外圧を加えた事実が明らかになり、昨年マス ター映画製作支援でイ・チャンドン監督の『詩』が標的審査で0点になったこと が、カンヌ映画祭脚本賞受賞を契機に俎板に上がった。

このような議論に関連して、文化体育観光部ではチョ・ヒムン委員長の辞任を 繰り返し要求しているが、チョ・ヒムン委員長は黙々無返答の状態だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-06-20 12:55:45 / Last modified on 2010-06-20 12:55:46 Copyright: Default

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