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キム・ジェチョルMBC社長、「キム・ウリョンを告訴しない」

「キム・ウリョンを告訴すれば自分も会社も死ぬ」

チャムセサン 2010.08.13 12:49

キム・ジェチョルMBC社長がキム・ウリョン前放文振理事長を告訴するという約 束をひっくり返した。

MBC労組(言論労組MBC本部)によれば、8月12日に開かれた労使協議会で、キム・ ジェチョル社長は「キム・ウリョンを告訴すれば自分も死に、会社も死ぬ」と し「最近キム・ウリョンを告訴しない決心をした」と話した。

キム・ジェチョル社長は3月にMBCの役員と社長団の人物が大統領官邸に呼ばれ 向こう脛を蹴飛ばされて罵倒されたと新東亜にインタビューしたキム・ウリョ ン理事長を告訴すると約束していた。

MBC労組はこの日、労報(労組機関紙)にキム・ジェチョル社長との面談内容を公 開した。この面談によれば、キム・ジェチョル社長は「キム・ウリョンを告訴 すると、京郷とハンギョレなどの進歩言論などで『ジョイント発言』を想起さ せ、そうすると保守は保守、進歩は進歩で、色んな批判が出てくる」とし「そ うなると私も死んで会社も死ぬ」とキム・ウリョン前理事長を告訴するつもり がないと明確に話した。

また、金社長は本人は告訴しないが、記者会や労組が告訴して、事件が進めら れれば「私が参考人として出て行って陳述したり、国会の聴聞会に出て行って 陳述することを望む」と付け加えた。

これに対してMBC労組は「3月のキム・ウリョンの言葉がすべて偽りということ を検察の捜査で、立証するとして、国民との約束を、その後もストライキが終 わればする、地方選挙が終わればすると繰り返し言った決心を、五か月で一方 的に破棄した」と主張した。

また、「大統領官邸に呼ばれ、向こう脛を蹴飛ばされる清掃夫社長でないとい うことを見せるというキム・ジェチョル社長が約束を破棄したことで、政権の MBC掌握の過程と金社長が与えられた特命に対するキム・ウリョンの暴露がすべ て事実だという情況がさらにはっきりした」とし「金社長はMBC社員はもちろん、 全国民を五か月間だましてきた形」と批判した。

MBC労組はキム・ジェチョル社長の就任と『ジョイント発言』で引き起こされた 公正放送問題をめぐり、39日間ストライキを展開した。その後、MBC使用者側は イ・グネン本部長を解雇するなど、ストライキに関連して100人余りを懲戒した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-08-14 05:31:35 / Last modified on 2010-08-14 05:31:36 Copyright: Default

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