韓国:時給3480ウォンの最低賃金、運行中事故費用は労働者負担 | |||||||
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時給3480ウォンの最低賃金、運行中事故費用は労働者負担済州サミョン交通支会、25日臨時団体協議闘争勝利決意大会 イム・キファン現場記者/ 2007年05月28日10時34分 済州空港からバスで市内に入るには、おなじみのサミョン交通の空港バスを利 用しなければならない。済州の関門で観光客と帰省客をまず最初に迎える彼ら が、最低賃金を固守する社主との闘争に立ち上がった。 全国運輸産業労組バス本部サミョン交通支会は25日午後4時、済州市庁前で 臨時団体協議闘争勝利決意大会を開いた。 サミョン交通は23年前に車両10台から始まり、現在は121台で済州市内路線の 70%を占める済州道内の代表的なバス会社だ。特に社主は、済州観光特区内に 5万坪ものイルチュルランドの所有主でもある。 労働者たちは「こんなに金持ちの事業主が労働者に最低賃金の時給3480ウォン しか支払わず、運行中に事故が発生すれば事故の費用は労働者が負担するなど、 労働者の膏血を絞っている」と非難した。 また「サミョン交通は道内バス会社中最大の黒字企業で、済州島から毎年20億 以上の財政支援を受けつつ、2004年から労働者の食事代の支給さえ中断した」 と鬱憤をさく烈させる。 労働者は市民に対して「腹がへった私たちはやむをえず正当な労働の代価を受 け取るため、2月に労働組合を結成し、最小限の法定生計費ぐらいは保証する ように事業主に要求したが、一言で拒絶された」と道路に出た理由を説明する。 サミョン交通支会は2月10日の支会結成後、2月22日から8回の団体交渉を行なっ たが、使用側は最低賃金を固守して難航している。 支会は現在 △労組事務室提供 △専従者認定 △1日実勤労時間16時間30分算定 △時給5000ウォンに引き上げ を要求しており、16日に争議行為賛否投票を実施し、94%の投票率で 90%以上の圧倒的賛成率で争議行為を決意した。 一方、済州地方労働委員会は26日に開かれた労働争議調整申請を労使間顕著な 意見の相違を理由にこれ以上調整ができないと、調整中止決定を下した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2007-05-29 06:17:44 / Last modified on 2007-05-29 06:17:46 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |