韓国:キム議員「安重根、尹奉吉義士の気持ちで」催涙ガス投擲 | |||||||
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キム・ソンドン「安重根、尹奉吉義士の気持ちで」催涙ガス投擲「無力な少数野党だが、歴史と国民の前に容認できなかった」
キム・ヨンウク記者 2011.11.22 20:57
11月22日、ハンナラ党の韓米FTA奇襲強行処理は、軍事作戦のように進められた。 巨大与党がすでに警護権まで発動して議長席を占拠した状況で、野党がこれを 阻止するには力不足だった。 この日、民主労働党のキム・ソンドン議員は、FTA批准を阻止するために議長席 に行こうとしたが、ハンナラ党議員と警備により、接近できなかった。続いて キム議員は「歴史が恐ろしくないか」とハンナラ党議員を叱責して議長席の下 で催涙弾を割った。続いて床に散った催涙ガスを集めて、壇上のチョン・ウィ ファ国会副議長に向かってキム議員が撒いた。 言論は、キム・ソンドン議員の催涙ガス投擲を特筆大書して、また民主労働党の 暴力性に集中攻撃をした。憲政史上初めての事件が起きたためだ。しかしキム・ ソンドン議員はむしろ淡々としていた。 強行処理が終わり、本会議が散会して野党の記者会見に出たキム・ソンドン議員は 「伊藤博文を撃った安重根義士の心情で、尹奉吉義士の心情で、わが大韓民国 の庶民を踏みにじり、庶民の運命を押しつぶす李明博政権とハンナラ党に我慢 できず、見過ごせなかった」とし「以後、私が責任を取るべき部分があるのなら 責任を取る」と断固として話した。キム議員は自分も催涙ガスをかぶって、目が はれていた。 続いて「こうでもするしかなかった」とし、「無力な少数野党だが、ひとりの 国会議員として、歴史と国民の前にこれを容認できなかった」と明らかにした。 キム・ソンドン議員は「李明博政権とハンナラ党のかっぱらいをどうして二つ の目を開けて見ていられるか」とし「これよりももっと強いことでもする。命 を捧げて韓米FTAを無効化できるのなら、喜んで命も捧げる」と鬱憤を晴らした。 キム議員はまた「亡国的で売国的な韓米FTAは絶対に通過させてはならないと考 えた」とし「母と父は今も全南の高興で農作業をしており、私たち兄弟が釜山 で、ソウルで、自営業者として暮らしている。韓国の庶民の将来を遮り、韓国 の庶民の生存権を押しつぶす、この希代の売国的協定を私はとても見過ごせな かった」と明らかにした ▲強行採決の後、野党議員の議員総会でキム・ソンドン議員が発言をしている。 キム議員は「私に間違ったこと、処罰されることがあれば、受け入れるが、何 つも恐ろしいことはない」とし「喜んで処罰される。どんなことも受け入れる が、国民の皆さんが韓米FTAだけは皆さんの力で無力化してほしい」と訴えた。 全南の高興出身のキム・ソンドン議員は、4・27補欠選の全南道順天の国会議員 補欠選挙で民主労働党野党圏単一候補として立候補して当選した。キム・ソンドン 議員は特に1985年、高麗大物理学科3年に在学中、ソウルの駐韓米文化院占拠 座り込みを行い、除籍された。その後、建設労組員でプラント建設現場で配管工 として働き、民主労働党の事務総長職を経た。 一方、ツイッターなどでは「民主党議員の中に、キム・ソンドン議員ほどの 議員が十人いれば、こんな侮辱はなかった」、「保守マスコミがキム・ソンドン 議員の最低の抵抗的な正当防衛を暴力と攻撃し、かっぱらいを水で薄めている」、 「キム・ソンドン議員が催涙弾を投げたのも悪いが、ハンナラ党が強行採決した のはもっと問題があると思う」など、キム・ソンドン議員を支持する意見が続いた。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-11-23 01:18:45 / Last modified on 2011-11-23 01:18:53 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |