「議会ではなく路上で韓米FTA廃棄闘争」

民主労総、2次拡大幹部スト、学生は明洞から大漢門まで「韓米FTA廃棄」

民主党の金振杓(キム・ジンピョ)院内代表の登院合意に「議会ではなく道路で 韓米FTA廃棄の闘いを」という声が高まっている。選管委のDDoS議論で霞んだ 韓米FTA廃棄の要求が12月10日の汎国民キャンドル集会を前にまた広がっている。

民主労総2次拡大幹部ストライキ...全国各地で韓米FTA廃棄決意大会

民主労総は12月8日に2次拡大幹部ストライキを行い、全国11か所で 「韓米FTAかっぱらい無効李明博退陣」決意大会を開いた。

首都圏地域の民主労総幹部約200人は、午後4時に大漢門の前で「韓米FTA廃棄の 戦いで、労働者が先頭に立とう」と決意大会を開いた。

民主労総のキム・ヨンフン委員長は「今日はILO(国際労働機構)加入20周年だ。 20年経っても、参与政府もその他の政府も、労働者の核心的な権利である結社 の自由を批准しない労働後進国」とし「韓米FTAも発効すれば、労働者は崖っぷ ちに追いやられる」と大会発言を始めた。続いて「近付く26日は、民主労総が 金泳三政権のかっぱらいに対してゼネストをした15周年だ。韓米FTA廃棄、 反労働政権審判に民主労総が先頭に立とう」と話した。

韓米FTA汎国本のイ・テホ共同執行委員長は「2007年の韓米FTA締結の前にホ・ セウク烈士が締結に反対して焼身したが、政権は韓米FTAを知らせなかった。今 になってISDが何か、ネガティブリストが何か、市民が知り始めた」とし「当時 は話を聞こうともしなかった保守野党の民主党は強行採決を防ぐと言い、キャ ンドル集会に連帯もすると言いながら、国会に登院するという」と民主党の 登院合意を強く非難した。

また彼は「予算案を処理するから国会に入るとはどういうことか。民主党を 信じられるか。市民が、労働者が先頭に立たなければならない」と市民の 自発的な力を強調した。

青年学生「韓米FTA廃棄総選挙・大統領選挙審判論ではなく、道路でけりをつけよう」

この日、韓米FTA廃棄青年学生の会(全国学生行進、社会主義労働者政党建設 共同実践委員会(社労委)学生分会、大学生の人連帯、進歩新党青年学生委員会、 進歩新党青少年委員会)所属の約50人は、午後5時30分に明洞駅6番出口の前で 「総選挙、大統領選挙ではなく道路で韓米FTAにけりをつけよう」と要求した。

彼らは明洞駅から大漢門までデモ行進を続けた。この過程で警察が歩道を行進 する彼らを連行しようとした。

社労委学生分会のオ・ジュンギュ氏は「歩道で警官に止められ、自由に通行す る権利を奪われた」とし「総選挙・大統領選挙で戦わず、今すぐ戦わなければ ならない」と野党圏連帯による政権審判論の限界を指摘した。

進歩新党青年学位のキム・イェチャン氏も「総選挙と大統領選挙で審判しよう といってはいけない。ハンナラ党を解体すれば韓米FTAが廃棄されるわけではな い。私たちが道路でけりをつけなければならない」と話した。韓米FTA廃棄の要求 が、野党圏連帯で国会の中で解決しようという意見に対する批判だ。

一方、この日も200人ほどの市民が集まって、午後7時に大漢門前で韓米FTA批准 無効キャンドル集会を続けた。10日午後5時、光化門では大規模「韓米FTA かっぱらい無効、李明博退陣キャンドル文化祭」が開かれる予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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