韓米FTAかっぱらい、全国で「ハンナラ党解体、政権退陣」洪水

李明博大統領の生家の前でも「FTA反対」...23日に大漢門で批准無効集会

11月23日、全国各地で韓米FTA批准案をかっぱらい処理したハンナラ党糾弾の 動きが激しくなっている。この日、市民団体と政党などは地域のハンナラ党本部 の事務所前で、ハンナラ党糾弾記者会見を開いた。浦項にある李明博大統領の 生家の前でも糾弾記者会見が開かれた。

▲慶北地域野党と民主労総慶北本部などが浦項李明博の生家の前で記者会見を開いた。

批准案が通過した22日の晩、ソウルの明洞をはじめ釜山、大邱、大田など、各 地域で「批准無効」を要求する市民が街頭に出た。全国農民会総連盟(全農)は 23日午前「ハンナラ党解体、李明博政権退陣闘争を宣布する」という声明を発表 し、地域別にハンナラ党本部事務所前での糾弾集会を始めた。

▲23日午前、全農慶北道連盟などは大邱ハンナラ党本部事務所の前で集会を進めた。

この日、大邱慶北地域では、全農慶北道連盟が午前11時に大邱ハンナラ党本部 事務所の前でFTA批准無効を要求する集会を開いた。コメ火あぶりパフォーマン スをした参加者3人が警察に連行、解放された。民主労総慶北本部と野五党は、 慶北の浦項李明博生家の前で「批准無効、政権退陣」を要求する記者会見を開 いた。彼らは午後7時に大邱ハニル劇場前でキャンドル集会を続ける予定だ。

この日の午前11時、韓米FTA阻止大田忠南運動本部はハンナラ党大田市党の前で 韓米FTAのかっぱらい処理を糾弾する記者会見を行った。大田忠南運動本部は 「国民の生存権と密接な問題で、国益に直結する重要な協定を国民的な合意も なく、強行採決したのは容認できない」と主張した。忠南地域労働者、市民は 24日の午後2時開かれる韓米FTA阻止・国会人間の帯イベントに参加するために ソウル市汝矣島に上京する計画だ。

▲22日午後6時清州の上党交差点で韓米FTAかっぱらい通過糾弾集会が開かれた。［出処:メディア忠清］

23日午前11時、民主労総忠北本部と全農忠北道連盟などは忠北道庁の前で記者 会見を行い、韓米FTAかっぱらい処理を強く糾弾した。彼らはこの日の午後7時、 清州のチョルダンガン広場でキャンドル文化祭を進めると発表した。

▲22日全州ハンナラ党全北道党前でキャンドル集会が開かれた。この日、警察との摩擦で2人が連行された。［出処:チャムソリ］

22日に全北地域市民団体と野党などは、批准案処理の後にハンナラ党全北道党 への抗議訪問を行った。抗議訪問が認められず、彼らはその場で座り込みを始 め、約200人がキャンドル集会を続けた。市民社会団体は、23日の午前11時に ハンナラ党全北道党で記者会見を行い、ハンナラ党糾弾集会を開いた。

［出処:蔚山労働ニュース］

韓米FTA阻止蔚山運動本部は11月23日午前11時、ハンナラ党蔚山市党前でハンナ ラ党解体を要求する記者会見を開いた。ハンナラ党蔚山市党が警察に施設保護 要請をしたため、記者会見が開かれるハンナラ党蔚山市党の入口は中から扉が 閉められ、建物の内外に警官が配置された。

江原地域でも市民社会団体と野党が春川のハンナラ党江原道党前で11時に糾弾 記者会見を進めた。彼らは24日に韓米FTA阻止汎国民大会に参加するためソウル に上京する。26日には批准無効江原地域集中集会を開くと明らかにした。

午後7時、ソウル大漢門の前では韓米FTA汎国本主催で、韓米FTA批准無効集会が 予定されている。このように、全国各地での「ハンナラ党糾弾、政権退陣」の 動きは、今晩が分岐点になる見込みだ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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