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現代車非正規職484人、不当解雇救済申請

「5年前にチェ・ビョンスン組合員が提起したのと同じ救済申請」

チョ・ソンウン記者 2011.05.13 18:47

現代車非正規職支会組合員484人が現代車に対し不当解雇および不当労働行為 救済申請を釜山地方労働委員会に出した。

現代車非正規職支会は5月13日午前11時30分、現代車蔚山工場正門前で記者会見 を行い「今日、われわれ組合員は救済申請を提起する」とし「釜山地方労働 委員会が大法院判決の趣旨により、現代車の使用者地位を認めろ」と要求した。

[出処:蔚山労働ニュース]

今回不当解雇救済申請をした組合員は、現代車第1工場の8業者113人、第2工場 の11業者126人、第3工場の14業者100人、第4工場の10業者76人、シート4業者の 40人、エンジン変速機の5業者29人で、6事業部52業者の484人だ。彼らは1次的 な使用主は発注元の現代車、2次的な使用主として所属社内下請業者を指定した。

現代車非正規職支会は「2005年に現代車社内下請業者で働いて労働組合を設立 し、ストライキをしたことを理由に解雇されたチェ・ビョンスン組合員が、 現代車を相手に釜山地方労働委員会に救済申請を提起した」とし「当時、労働部は 現代車蔚山工場の101業者に対して不法派遣判定をした。しかし釜山地方労働 委員会は、現代車の使用者地位を否定し、救済申請を却下した。それから5年後の 2010年7月22日、大法院は上の事実に対して勤労者派遣関係を認め、現代車の 使用者としての地位を認める判決をした」と明らかにした。

続いて「今日、われわれ労働組合は、5年前にチェ・ビョンスン組合員が提起し たのと同じ救済申請を提起する」とし「われわれはチェ・ビョンスン組合員と 同じように現代車の社内下請業者として働き、チェ・ビョンスン組合員と同じ ように不法派遣撤廃、正規職化転換を要求して闘ったという理由で、下請業者 から懲戒された。そしてやはり現代自動車は使用者の地位を否定している」と 糾弾した。

支会は「現代自動車社内下請業者労働者の労働条件は、5年前と違わない」とし 「大法院の判決のように、プレス、車体、艤装、塗装など全工程が有機的に 連結している自動車生産で本当の請負は不可能であり、下請業者労働者は 現代車の生産組織と生産施設に完全に編入されるほかはない」と強調した。

また「実際に現代車は作業内容、作業方式、作業順序、作業速度の全てを決め、 始業と従業時間、休憩時間、延長および夜間勤労時間などの一切を決める」と 繰り返し主張した。

支会の救済申請を担当する蔚山労働法律院のイ・ソニ労務士は「今日の組合員 484人の救済申請は、チェ・ビョンスン組合員と事実関係、法理的側面で同じだ。 救済申請の目的は原職復帰」とし「釜山地方労働委員会は大法院の判決により 救済命令をしなければならない」と要求した。(記事提携=蔚山労働ニュース)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2011-05-14 04:16:18 / Last modified on 2011-05-14 04:16:28 Copyright: Default

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