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労働部-検察、3日ソウル大病院清掃業者に特別調査

休憩空間問題、敢然問題など病院責任性を指摘

キム・ヨンウク記者 2010.08.04 15:49

ソウル大病院が清掃労働者勤労条件のために8月3日、労働部-検察の合同特別調 査を受け、休憩空間の問題と産業安全の問題で病院の責任を指摘されたことが 明らかになった。公共労組医療連帯ソウル支部とソウル地方雇用労働庁によれ ば、3日午後、労働部勤労監督官が直接ソウル大病院下請け業者3か所を調査し た。勤労監督官は本院1棟と子供病棟を回り、休憩空間と清掃過程で細菌感染の 危険などを確認して、労働側と使用者側関係者を呼び評価した。労組によれば、 この席で勤労監督官は休憩空間の不足と産業安全の問題を指摘した。この日の 合同特別調査は、産業安全保健法律上、事業主の義務事項全般に対する履行に ついての点検で、労働部が検察と共に6月初めから実施している事故性災害減少 のための『100日集中計画』によるものだ。

しかし労組はソウル支庁がこの日の現場調査日程を労組には全く知らせず、使 用者側だけにあらかじめ知らせ、使用者側が対応する時間を与えたのではない かと疑問を示した。当初、労組は現場調査日程を全く知らなかった。医療連帯 ソウル支部はこの日の午前10時、ソウル労働庁産業安全課長との面談に行き、 担当勤労監督官がいないので、勤労監督官の行方を聞いて、現場調査の日程が 決まったことを知った。ソウル支部は即刻面談を中止してソウル大病院に戻っ た。労組は労働部が面談要請を受けて先送りしていた特別調査日程を突然捉え たという主張だ。

医療連帯ソウル支部関係者は「すでに会社は31日から突然保護具を支給して、 安全教育を受けたという虚偽の署名を受け始めた。調査日程を知っていた」と し「労働部現場調査も午後2時過ぎに始まったが、午後4時には清掃はすべて終 わるので深い調査はできなかった」と指摘した。この関係者は「勤労監督官が 調査を終えて保護具の支給問題と安全教育問題、感染対策や休憩空間問題に対 してソウル大病院の責任を問うこともした」と伝えた。

これに対してソウル支庁産業安全課の関係者は、「本来100日作戦なので日程が 遅れ、大きな機関は1週間ずつ延びた。本来計画のとおりなら先週で終わる計画 だった」とし「労組の面談要求は2週前に受け、労組の質問資料も参照して、特 別調査をした」と労組の主張を一蹴した。彼は続いて「点検対象に選ばれれば、 あらかじめ文書で点検対象と通知する。ソウル大病院には6月初めに文書で点検 対象だと伝え、通常は一日前に必要書類準備などのために日程を通知する。ま た、会社が虚偽の書類を作れば労組に直接言えと言うこともある」と反論した。 勤労監督官の指摘事項には「休憩空間は産安法との関連が少なく、労使協議で 解決する問題で、感染問題も産安法とは直接の関連はない」が「昨日、労使と もに法違反事項を話したと理解する。法違反事項は検査処分を指揮され、処理 する」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-08-09 03:13:28 / Last modified on 2010-08-09 03:13:32 Copyright: Default

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