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「労働者大会前夜祭はイーランドの前で」

労働戦線、国政監査と労働者大会に臨む民主労総の態度を批判

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2007年10月19日18時36分

国政監査にかすかな希望をつなぐ非正規職労働者

17代国会の最後の国政監査が大統領選挙を前に、与野の力比べの場に転落して いるが、それでも非正規職労働者たちはかすかな希望を持って国政監査を見守っ ている。

ストライキが100日を遥かに越えても、不法派遣を認められても、不合理な差別 と認められても、また職場に戻れない多くの非正規職労働者は、それでも自分 たちの問題が浮き彫りになる国政監査に関心を持っているのだ。そのため徹底 した国政監査を要求する非正規職労働者の声が高い。

労働戦線、「民主労総が対国会闘争を求心に」

こうした状況で、民主労総がありふれた(?)国会前集会も開かずに批判の対象に なっている。『現場実践社会変革労働者戦線』(労働戦線)は10月19日に声明で、 「国政監査期間民主労総は対政府、対国会、対政党闘争の求心に立て」と要求 した。

▲10月27日に予定されている全国非正規労働者大会[出処:全国非正規労組連帯会議]

労働戦線は、「非正規悪法の問題が鋭く争点になっている状況で、いつもなら 当然民主労総が国会前座り込み闘争を先導し、非正規悪法廃棄のための対政府、 対政党、対国会闘争を展開するが、今はこうした基本的な対応もない」と指摘 した。

特に、10月27日の全国非正規労組連帯会議主管で予定されている『全国非正規 労働者大会』直前の25日から26日に、民主労総が忠清地域で『全国単位労組代 表者会議』を開くことにし、「単位労組代表者修練会は当然首都圏で開催して 27日には全国単位労組の代表者が非正規労働者大会に参加すべきではないか」 という批判を展開している。今回の全国非正規労働者大会は、△期間制使用理由 厳格制限争奪、△派遣法、期間制法廃棄△特殊雇用労働者労働基本権争奪、△元請 使用者責任認定、△労働許可制争奪の五大要求をかけて進められる。

「労働者大会前夜祭をイーランド売り場前の闘争文化祭で」

11月10日に開く全国労働者大会前夜祭に対する問題提起もある。

労働戦線は、「2007年の全国労働者大会前夜祭は、イーランド-ニューコア店舗 前で力強い闘争文化祭で開催しろ」と提案した。現在、民主労総は重量挙げ競 技場を前夜祭会場に決めている。労働戦線は、「イーランド闘争で勝利できな ければ、民主労総の旗をおろすという李錫行委員長の宣言が実践で裏付けられ ることを要求する」とし「民衆総決起闘争を掲げるのなら、前夜祭は当然闘争 文化祭にならなければならない」と指摘した。

一方、労働戦線は8月の代議員大会で決定したニューコア-イーランド労組に対 する闘争基金の即刻執行も要求した。民主労総は代議員大会から今年末まで、 ニューコア-イーランド労組組合員に16億ウォンの基金を準備、支援することに 決めた。

労働戦線は「秋夕休暇を越え、闘争戦列を整備しているニューコア-イーランド 組合員は、昼に闘い、夜にアルバイトをしている」とし「民主労総に対する組 合員の信頼は地に落ちている」と明らかにした。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンス:営利利用不可・改変許容仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2007-11-05 03:51:34 / Last modified on 2007-11-05 03:51:34 Copyright: Default

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