韓国:障害・貧民界「3大積弊共同行動」発足 | |||||||
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障害・貧民界「3大積弊共同行動」発足…「完全廃止」のために最後まで毎週木曜に光化門広場で署名運動とハガキキャンペーン
カン・ヘミン ビーマイナー記者 2017.10.20 10:09
▲ある活動家が障害・貧民界の3大積弊の「障害等級制・扶養義務制・障害者収容施設」完全廃止の願いを込めたハガキをポストに入れている。19日に発足した3大積弊撤廃共同行動はこのポストに入れられたハガキを毎月青瓦台に直接渡す予定だ。[出処:ビーマイナー] 光化門駅の地下歩道で5年間座り込みした 「光化門障害等級制・扶養義務制廃止共同行動(以下、光化門共同行動)」 の活動を継承する 「障害者と貧しい人々の3大積弊廃止共同行動(以下、3大積弊廃止共同行動)」が発足した。 去る8月25日、朴凌厚(パク・ヌンフ)保健福祉部長官は直接光化門座込場を訪問し、 障害と貧困のために死んだ人々を弔問して、 今後障害等級制・扶養義務制廃止のための委員会構成と障害者収容施設廃止の具体的な計画を議論することに障害・貧民界と協議した。 これに伴い光化門共同行動は去る9月5日に座り込みを中断した。 3大積弊廃止共同行動は、光化門共同行動が1842日間の座り込みで、 政府に着実に完全廃止を要求した「障害等級制・扶養義務制・障害者収容施設」を 障害者と貧しい人々の3大積弊と命名し、 今後さらに多様な空間で、多様な方式で「完全廃止」に向けて活動するために構成された。 彼らは毎週木曜に光化門で署名運動とハガキキャンペーンをした後、 これらのハガキを集めて毎月青瓦台に直接配達する行進をする予定だ。 3大積弊廃止共同行動は10月19日に光化門郵便局の前で発足記者会見を行って、 青瓦台にハガキを渡す「第1会月間デモ行進」を行った。 彼らは先に直接作った「赤いポスト」を披露して、 市民を対象に3大積弊清算の声を込めたハガキキャンペーンをした。 ▲光化門駅地下歩道で5年間座り込んだ「光化門障害等級制・扶養義務制廃止共同行動」の活動を継承する「障害者と貧しい人々の3大積弊廃止共同行動」が19日に発足した。[出処:ビーマイナー] ▲3大積弊廃止共同行動は記者会見の前に直接作った「赤いポスト」を披露して、市民を対象に3大積弊清算の声を込めたハガキキャンペーンをした。[出処:ビーマイナー] 記者会見で全国障害者差別撤廃連帯のチョン・ダウン活動家は 「いよいよ明日(10月20日)『障害等級制廃止委員会』最初の会議を開く。 障害等級制廃止は障害者福祉のパラダイムを完全に変えることなので、 参加した委員の責任は本当に重い」とし 「障害者の人生に決定的な影響を与える障害等級制の廃止に関する議論は、 透明に公開されなければならない」と強調した。 チョン活動家は 「現在の障害等級審査制度は一日も早く中断されなければならない」とし 「障害等級制廃止闘争は、障害者年金と活動補助サービスのような直接サービスが始まり、 多くの予算がかかるようになったため、 政府が予算に合わせて供給量を調節するための手段として利用してから始まった」と説明した。 したがって「障害者が必要なサービスを必要なだけに受けられるように、 障害者当事者がサービスの決定過程に参加するべきだ」とし、 こうした内容を含む障害者権利保障法を早く制定して障害者の権利が保障されるように、 改憲の過程で障害者当事者の声を反映しろと明らかにした。 ホームレス行動のチュ活動家は 「先日、保健福祉部は給与ごとに扶養義務者基準を廃止するといったが、 生計給付は全く話されていない」とし 「相変らず政府は家族のサインを取ってこいといい、 受給申請そのものを諦めるようにさせ、 やっと受給申請をしても人々は扶養義務者基準のために生活保護が削られるかと戦々恐々としている」とし、 扶養義務者基準完全廃止だけが貧困問題を解決できると強調した。 ▲キム・ジョンハ障害と人権足の裏行動活動家[出処:ビーマイナー] 障害と人権足の裏行動のキム・ジョンハ活動家は、 国家人権委員会の委託で進める重症障害者居住施設課精神療養病院の実態調査で会った居住人の声を伝え、 これは「国家犯罪」だと話した。 キム活動家は 「そこにいる方々に『自立してはどうか』と聞くと、 10年、20年前にそうだったように当惑しながら 『そういう話をする人と初めて会った。自立とは何か。 私が施設から出て行けるということか』と尋ねる」とし 「施設長は障害者が自立能力がないので施設で暮らしているのに、 施設長がいったいどうして、あえてひとりの自立能力を云々するのか」と怒った。 キム活動家は 「2007年度に韓国が国連障害者権利協約を批准した時、 政府は障害者収容施設に対する政策を中断するべきだった」とし 「政府はこの数十年間、障害者権利に対して沈黙し、 数十億の政府補助金を施設に払って施設長の腹を肥やしただけだ。 これは『国家犯罪』」だと断言した。 続いて「障害者権利協約は『誰も排除されない権利』を明言している。 自立する能力があれば自立させるのではなく、 皆に自立する能力があるということから始まる。 これは皆の権利だ」とし 「この当然の権利のために闘争しよう」と叫んだ。 記者会見を終えた後、彼らは3大積弊清算の願いを込めたハガキを集め、 青瓦台に直接渡すために青瓦台まで行進した。 彼らはこれから毎月「青瓦台ハガキ配達のための月間デモ行進」をする予定だ。[記事提携=ビーマイナー] ▲記者会見を終えた後、ハガキを渡すために青瓦台に行進する人々[出処:ビーマイナー] ▲3台積弊廃止要求シュプレヒコールをあげながら行進する人々[出処:ビーマイナー] 付記
この記事はチャムセサン提携報道機関ビーマイナーの文です。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2017-10-25 04:54:47 / Last modified on 2017-10-25 04:54:48 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |