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また集まったキャンドル「再協議でなければ政権退陣」

「キャンドルと労働者闘争、両ウイングでMB審判する」

特別取材チーム/ 2008年06月13日21時40分

キャンドルは消えなかった。6月10日、全国で数十万人の市民が街頭に出た後、 6月13日には2万人の市民が再び米国産牛肉輸入衛生条件再協議を要求するキャ ンドルを持って、ソウル市庁前広場に集まった。この日はヒョスン・ミソンさ んが米軍の装甲車に轢かれて亡くなった6周忌の日で、貨物連帯が全面ストライ キに突入した日でもある。

「李明博大統領は犯した罪の処分を待て」

運輸労組のチョン・ホヒ政策室長は舞台に上がり「石油価格の問題に李明博政 権は税金で何万ウォンか戻そうとする姿を見せるだけで、莫大な暴利をむさぼ る精油会社には一言の言及もない」と批判した。

それと共に彼は「李明博政権が牛肉全面再協議をしなければ、労働者が政権退 陣闘争に賛同する」とし「片方ではキャンドル大行進、他の片方は労働者大闘 争の翼を広げ、傲慢な李明博政権を必ず審判する」と話し、参加者の大きな拍 手を受けた。

自由発言をしたある市民は「李明博大統領は『30か月以上の牛肉が輸入されて も国民が買って食べなければ良い』と言うが、なぜ食べないものを輸入すると いうのか理解できない」とし「30か月以上の牛肉を輸入するのなら、李大統領 と大統領府の全職員がまず食べろ」と一喝した。

また他の市民も李大統領に向かって「再協議の前にこの場に出てきてまず国民 の前で土下座しろ」と指摘した。

彼は「朝鮮、中央、東亜日報は、6月10日の100万キャンドル大行進の後には、 キャンドル集会市民の数が減ったという」とし「このキャンドルは再協議まで 絶対に消してはいけない」と主張した。続いてこの市民は「この場に集まった 皆さんは、憲法第1条を守る世界で最も偉大な法治主義者」とし「われわれはこ の憲法を威嚇する人々と戦わなければならない」と付け加えた。

「李明博政権の放送掌握政策、国民が防いでくれ」

一方、この日のキャンドル文化祭には、YTNのヒョン・ドクス労組委員長も参加 し、自由発言をした。最近、YTNは李大統領の大統領候補時期放送特別補佐官を していたク・ボノン氏が次期社長に内定して、天下り人事および放送掌握の論 議がおきている。

ク・ボノン氏の社長内定についてヒョン・ドクス委員長は「放送と言論の社長 はまさに国民だ」とし「ところがこうした放送に李明博大統領の手下が降りて くるなどとんでもない」と指摘した。

続いてヒョン委員長は「国民との疎通の枠組みが放送と言論だが、この放送に 自分の手下を座らせようとするのは、明白な放送掌握の試み」とし「李明博政 権の放送と言論掌握および統制政策に防ぐために国民が立ち上がってほしい」 と支持を訴えた。

狂牛病国民対策会議のパク・ウォンソク状況室長は、続いている保守言論と団 体の攻勢に対して「民主主義のキャンドルを消そうとする保守勢力の立体的な 陰謀と工作が始まった」と指摘した後「6月20日まで再協議をしなければ、政権 退陣運動に突入する」という意志を再度明言した。

集会の参加者は8時45分頃に集会を終わらせ、デモ行進を始めた。一方、集会参 加者はヒョン・ドクス委員長の訴えに応えるかのように汝矣島に移動してKBS前 で開催されている「公営放送KBS守りキャンドル集会」に参加する予定だ。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳)に従います。


Created byStaff. Created on 2008-06-16 02:03:51 / Last modified on 2008-06-16 02:03:53 Copyright: Default

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