韓国:韓-EU FTA、民主党外交通商委の議員が不明瞭な反対 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・映画アンケート募集中 ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(フェスタ投句先) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第368回(2024/11/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/28) ●川柳「笑い茸」NO.158(2024/10/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第5回(2024/11/25) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
パク・チウォン「韓-EU FTA、体で阻止しろと言ったが」民主党外交通商委の議員が不明瞭な反対、姜基甲単独で採決強行を阻止
キム・ヨンウク記者 2011.04.28 16:43
▲民主党の議員が全員退場し、単独でナム・ギョンピル委員長の韓-EU FTA可決宣言を防ぐ姜基甲議員 野党が反対している中、韓国-ヨーロッパ連合自由貿易協定(韓-EU FTA)の批准 案が4月28日、国会外交通商統一委で、ハンナラ党が一方的に強行採決された。 この過程で、採決に反発した民主党議員が退場し、採決の結果は在籍25人、 賛成17、反対2、棄権6人で可決された。 しかし民主党外交通商委議員が外交通商委から退場したことは、事実上採決を 止めなかったことで、民主党内でも問題になった。パク・チウォン民主党院内 代表も採決後の緊急議員総会で、「民主党外交通商委員も最善を尽くしたのか、 自分も反省している。党代表と私が(外交通商委)幹事に『からだで阻止しろ』 と言った。農食品委の委員も一緒だったが、何も採決を阻止しなかったのは、 民主党の責任が大きい。われわれ外交通商委員が席を外し、最善を尽くさなかっ たのも、問題がある」と強い遺憾を表わした。パク院内代表は「民主党院内 代表として、本会議の上程は議事日程に合意しない」と明らかにした。 だが、ナム・ギョンピル委員長が議事棒をたたこうとすると、今回も外交通商 委の委員ではない姜基甲(カン・ギカプ)民主労働党議員だけがナム委員長を防 ぎ「こんな方法で良いのか。これが本当の対策なのか。対策でもなく、こんな に問題が多いことを公聴会も拒否して通過させるのか。だから青瓦台のイエス マンと言われるのではないか。なぜ今絶対に強行処理するのか」と強く抗議し た。しかしすでに民主党議員は全員外交通商委の外に出て行った状態だった。 ナム・ギョンピル委員長は「これは強行処理ではなく、民主党もみんな合意し た事項だ。私をイエスマンだというのは正しくない」と反論した。ハンナラ党 の17人の議員もいっせいに『民主党もみんな合意したではないか。出て行って くれ。お願いする』と声を高めた。 結局、単独で残って抗議したカン議員も外交通商委を出て、ナム・ギョンピル 委員長は韓-EU FTA批准案可決の議事棒をたたいた。ナム委員長は「今日恐ろし い気持ちで議決をした」とし「政府は皆が指摘した対話の問題をぜひ充足し、 再び問題を発生させてはいけない。韓米FTAが予定されているのでまたやっては いけない」と強調した。 ナム・ギョンピル、他委員会所属の議員の意見を聞くばかりで採決強行この日、外交通商委では政府の被害対策を主に上げた。イム・ジョンヨン企画 財政部第1次官は畜産農家追加税制支援対策で、畜産業構造調整ために譲渡する 場合、譲渡所得税減免方案などを明らかにした。しかし野党の議員たちは政府 の支援方案は「畜産農対策ではない」とし「廃業した人の対策ではなく、国内 の畜産産業保護対策を持ってこいということ」と指摘した。 この日、野党議員の処理日程延期の要請にもかかわらず、ハンナラ党はほぼ合 意できたという理由で採決を強行し、民主党、民主労働党、進歩新党の議員が 外交通商委に集まった。すると野党議員の採決阻止行動を憂慮したナム・ギョ ンピル委員長は、野党の他の常任委所属の議員にも発言権を与え、最大限合意 処理という外見を維持しようとした。 発言権を得たチェ・インギ農林水産食品委員長は、「農食品委は公聴会と専門 家の討論を経て、農食品委の意見を外交通商委に通知したが、農食品委の通知 に深く議論せず外交通商委で議決するのは手続きに合わず、政府も農食品委に 対策を報告してもいない」とし、この日の採決に反対した。 国土海洋委所属の姜基甲(カン・ギカプ)議員も発言権を得て「韓-EU FTA協定は 国会の9つの常任委と関連があり、500万の流通商人と350万農漁民、全国民医薬 品価格が年1兆まで直間接に値上げされる要因がある」とし「協定文の公開後、 これほど急いで処理するのは国会立法府の審議権職務遺棄」とし採決に反対し た。カン議員はまた「自然気候変動で食糧危機が迫っているが食糧自給が26%に 過ぎない我が国が最恵国待遇で農業をすべて開放すれば、被害対策に何の意味 があるか」とし「特別委次元の公聴会でもしなければならない。今日処理しな いでほしい」と懇々と要請したが、ナム・ギョンピル委員長は2時30分頃採決を 強行した。 批准案が通過した後、民主労働党は「韓-EU FTAはすでに誤訳などの拙速交渉が 国民的な非難の対象になっているだけでなく、口蹄疫が爆発する前に締結され たもので、当然現実とかけ離れた内容にならざるをえない。被害農家への対策 は何もない」とし「昨年、零細中小商人を保護するためにやっと通過させた SSM共生法も韓-EU FTAが通過すると無用の長物に転落しかねないという警告に も、ナム・ギョンピル外交通商委員長とハンナラ党の議員は、反庶民・反農民 協定である韓-EU FTAを強行処理した」と非難した。また「本会議で絶対に批准 同意案を阻止する。ハンナラ党の議会独裁をこれ以上見過ごして消極的に対応 すれば、これは李明博政権とハンナラ党の一方的な独走と傲慢を審判しろとい う国民の意思に反する」と明らかにした。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2011-05-01 10:54:55 / Last modified on 2011-05-01 10:54:57 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |