韓国:デモ隊を金だと思うのか | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(11/13) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(11/22) ・ブッククラブ(10/12) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第96回(2024/11/15) ●〔週刊 本の発見〕第368回(2024/11/21) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/14) ●川柳「笑い茸」NO.158(2024/10/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第95回(2024/9/10) ●「美術館めぐり」第5回(2024/11/25) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
「警察、今やデモ隊を金だと思うのか」ソウル地方警察庁、連行市民数による成果給支給の議論拡散
イ・コンマム記者
iliberty@jinbo.net / 2008年08月06日13時38分
昨日の夜(8月5日)ブッシュ訪韓反対キャンドル集会で161人の市民が警察に強制 連行されたが、警察が連行者数によって成果給を支給することになり問題になっ ている。 ソウル地方警察庁は、2か月以上続く米国産牛肉反対キャンドル集会の参加者を 連行した警官を『不法集会およびデモ事犯検挙有功者』として成果給を支給す ることにした。その基準は、連行した市民が拘束された場合、1人当り5万ウォン、 不拘束なら1人当り2万ウォンだ。 警察が5月初めから現在までに連行した市民の数は約1200人になる。昨日のキャ ンドル集会の現場でも、警察は集会が始まった直後から連行を始めた。歩道に いた市民はもちろん、負傷を治療するために近くの商店に避けた市民を連行し、 外国人たちまで手当たり次第に連行した。こうした警察の強制連行は明け方4時 まで続き、計161人の市民が連行された。 こうした中、警察が連行した市民の数によって成果給を支払う計画があったこ とがわかり、金まで払って過剰鎮圧をあおっているという批判は避けられない ものと見られる。 ▲昨日(5日)の集会で警察は市民を手当たり次第に連行した。/チャムセサン資料写真 まず野党が警察の方針に対して『ハンティング』という表現を使い、立ち上がった。 民主党は、「警察がいよいよ狂った」とし、成果給支給に対して「驚くばかり」 と指摘、「『国民ハンティング』が警察の成果給の対象だとは言語道断」と述べた。 自由先進党も「もしこうした形で報奨金が支給されれば、成果給に目がくらん だ警察の過剰鎮圧は火を見るようにあきらか」とし「警察庁長官はもう地位に こだわらず、一日もはやく辞職せよ」と警察庁長官の責任を問うた。 進歩新党も「明白な『人間狩り』」とし「警官たちはデモ隊の国民がすべて金 に見えるだろう。一気に検挙するために、奴隷狩りに使った人間捕獲用網が使 われるのではないかと心配する」と述べ、責任者のソウル警察庁のキム・ソッキ 長官の即時罷免を要求した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
警察、キャンドル市民連行成果給、現金からマイレージに狂牛病国民対策会議、「李明博大統領にとって国民は景品程度でしかないのか」
イ・コンマム記者
iliberty@jinbo.net / 2008年08月06日16時44分
警察がキャンドル集会の参加者を連行すればその警官に拘束者1人当り5万ウォ ン、不拘束2万ウォンの成果給を払う計画を撤回した。「人間狩りをするのか」 という世論の袋叩きで、発表して一日もたたずに計画を撤回した。 その代わりに警察はマイレージ点数を出し、累積点数が一定の点数以上に達し た警察官には、評価後に表彰や商品券を支給する方式を採択した。しかし現金 がマイレージに変わっただけで、キャンドル集会に参加した市民の連行に対す る褒賞計画を全面撤回したわけではなく、議論は消えないものと見られる。 ソウル地方警察庁は当初の成果給計画の意図について「不法暴力デモの輪を断 ち切るという意志もあり、検挙者が個人的に払った交通費なども払っていない 現実で、交通費程度を与えるという意図だった」と明らかにした。 ▲警察は昨日(5日)の集会で160人を越える市民を強制的に連行した。/チャムセサン資料写真 こうした警察の褒賞計画に対する非難声明は続いている。 狂牛病国民対策会議は「昨日(8月5日)にデモ隊を連行した警官が互いに拍手し て自慢しながら楽しそうに写真まで取る場面を目撃した。これにはみんな理由 があった」と指摘し、「人間狩りに賞金まで払い、国民を景品に転落させた」 とし「李明博大統領にとって、国民はただ殴り倒す対象、警察の獲物、景品程 度でしかないのか」と非難した。 続いて「狂気じみた連行と李明博政権の狂ったような『人間ハンティング』は、 償うことのできない反倫理的な罪悪」と明らかにした。 民主労総も声明を出し「国民は米国の警察というしかない人間狩り屋の軍靴で 踏みにじられる残酷さを味わわなければならなかった」とし「警察の超強硬な 鎮圧は、また1ページの屈辱の歴史を書いてしまった」と批判した。続いて民主 労総は、警察の成果給支給に対して「国民の血税で国民の首に懸賞金をかけた 形だ。軍部独裁時代でさえ見たことも聞いたこともない殺風景そのもの」と指 摘した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2008-08-07 10:45:35 / Last modified on 2008-08-07 10:45:36 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |