韓国:ブッシュ訪韓、賛否激突の中で警察の過剰対応を憂慮 | |||||||
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ブッシュ訪韓、賛否激突の中で警察の過剰対応を憂慮狂牛病国民対策会議、「政府と保守団体の妨害工作があっても予定通りに集会」
イ・コンマム記者
iliberty@jinbo.net / 2008年08月04日15時39分
明日(8月5日)、アメリカのジョージ・ブッシュ大統領が韓国を訪問する。これ に対し、ブッシュ大統領の訪韓賛否集会が予告されて警察は『甲号非常令』を 出すなど、衝突が憂慮されている。 狂牛病国民対策会議は明日(8月5日)午後7時から清渓広場でブッシュ米国大統領 の訪韓に反対し、米国産牛肉輸入開放の全面再協議を要求するキャンドル文化 祭を開催する予定だ。狂牛病国民対策会議は「狂牛販売商ジョージ・ブッシュ の訪韓に反対する」とし「彼が韓国に足を踏み込めないように巨大なキャンド ルを灯す」と予告している。 保守団体も、ブッシュ大統領の訪韓を歓迎するために総出動する。大韓民国在 郷軍人会、韓国自由総連盟、国民行動本部、ニューライト全国連合など374の保 守団体で構成された『ブッシュ訪韓歓迎愛国市民連帯』は、「私たちまでじっ としていれば、韓国は国際社会で恩をあだで返す背恩忘徳の国と言われる」と し『ブッシュ訪韓歓迎韓米友好文化フェスティバル』を明日午後6時に清渓広場 で開くと発表した。韓国キリスト教総連合会も同時刻『国民和合独島守護経済 発展韓米同盟強化のための愛国韓国教会特別祈祷会』をソウル市庁前の広場で 開く予定だ。 保守団体は、狂牛病国民対策会議に対して「偽りの扇動で全国に集団ヒステリー の火を付けたキャンドル騒動勢力」と規定し「繁栄と自由の生命の紐である韓 米同盟を破壊しようとする親北朝鮮騒動勢力を私たちの力で制圧しよう」と 非難した。 これに対して狂牛病国民対策会議は「1週間も前からブッシュ訪韓反対キャンド ルデモを清渓広場で開催すると発表した点から見て、これらの団体のイベント はキャンドルを妨害するための不純で卑劣な意図により準備されたと見るしか ない」とし「特に清渓広場とソウル市庁広場をすべて占有しようとするのは、 警察の集会デモ妨害にも足りず、保守御用団体までキャンドルを源泉封鎖しよ うとするもの」と応酬した。 続いて狂牛病国民対策会議は「政府と保守団体のいかなる妨害工作があっても、 ブッシュ反対キャンドルデモを予定通りに進める」とし「もし警察が今までの ように保守団体の挑発を見ないふりをすれば、警察が彼らと『キャンドル妨害 共犯』でグルであることを自ら立証するもの」と警告した。 一方、警察は明日午後9時付で『甲号非常令』を発動し、警察官機動隊を集会に 投入するなど、キャンドル集会に強硬に対応する予定で、キャンドル市民との 衝突も不可避なものと見られる。警察は180中隊1万6千人を投入する計画だ。ま た、大統領府もブッシュ米国大統領の訪韓に合わせて『専門担当警護隊』を構 成したという。大検察庁公安部も今日、警察庁、外交通商部、労働部を集め、 関連機関対策会議を開いた。 警察庁のオ・チョンス長官は今日(8月4日)午前の記者懇談会で「不法集会デモ は必ず法と原則により厳正に対応する」と述べた。警察はキャンドル集会過激 デモ者として約100人の採証資料を確保、検挙作戦を始める予定だ。これに対し て警察庁のオ・チョンス長官は「過激デモ者の身元を特定し、司法処理しなけ れば不法暴力デモは消えないと思う」と述べたという。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2008-08-05 04:27:43 / Last modified on 2008-08-05 04:27:43 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |