韓国:明洞駅前に戦闘警察を投入、キャンドルデモは自主解散 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(12/11) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班 ・ブッククラブ(2025/1/11) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第97回(2024/12/10) ●〔週刊 本の発見〕第370回(2024/12/12) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/12/19) ●川柳「笑い茸」NO.158(2024/10/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第96回(2024/12/5) ●「美術館めぐり」第5回(2024/11/25) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
明洞駅前に戦闘警察を投入、キャンドルデモは自主解散[2信2日22:30]警察官機動隊初登場、4人連行
特別取材チーム/ 2008年08月02日20時38分
キャンドル集会を終えた後、デモ行進をして明洞駅ミリオレの前で座り込みを していた市民に警察兵力が投入された。 5千人ほどの市民は雨の中で明洞駅4、5番出口付近のミリオレ前全車線を占拠し、 午後9時頃から「ミョンバク退陣」等のシュプレヒコールをあげながら連座デモ をしていた。警察は市民が座り込んでいるところから少し離れた韓国ファイザー 製薬ビル前の歩道で、雨具と防毒マスクのカバンを持った姿の戦闘警察を隊列 整備させた。 続いて解散警告放送をした警察は、午後9時25分頃から戦闘警察を投入し、南大 門方向と退渓路3街の双方から市民を包囲して入ってきた。しかし市民のほとん どが戦闘警察投入後、直ちに全員が明洞内側の路地に逃げたため、物理的な衝 突は発生しなかった。ほとんどの市民は歩道にあがり検挙標的されないように 雨具を脱いで退いた。 取材記者、人権侵害監視団、医療奉仕団、国家人権委員会職員などをはじめ、 約百人の市民が道路上に残っている。警察は午後10時頃から放水車と戦闘警察 を徐々に後に引いて、車両通行の再開のため奇襲的に「警察官機動隊」を投入 した。 ▲いわゆる「白骨団」論議がおきている逮捕専門担当部隊の「警察官機動隊」が、この日初めて集会現場に配置された。彼らは全身に保護装具を着用し、短い棒と盾で重武装していた。 ▲鎮圧のために待機中の警察官機動隊 この日初めて投入された警察官機動隊は、蛍光緑色の上着の上に各種の防具を 巻き、鎮圧棒と丸い盾を持っていた。しかし、ほとんどの市民が退いたあと、 警察官機動隊も検挙作戦をせずにしばらくして退いた。 しかし警察が車両通行を再開させる過程で4人の市民が連行される事態もあった。 会賢駅方向から来た警察車両1台が、あちこちから集まって歩道に立っている一 部の市民に対して歩道に上がれという警告放送をした後、市民が歩道に移動し ている途中で、十数人の警官が車両の前に立った市民を連行しようとした。周 辺にいた市民が連行させないように、警官と激しく衝突した。 ▲警察が市民を連行している ▲警察がある市民を手足を持って連行している 予備軍服を着て来たある市民は、連行しようとする警察を押し止めようとした ところ、地下鉄明洞駅の階段の下に滑り落ちて怪我をした。警察によれば連行 された市民は4人で、一時はハンギョレのホ某記者も連行されたという。 一方この日、戦闘警察は警察の事前予告のとおり、色素を混ぜた放水銃を準備 して出て注目された。一人一人の戦闘警察官が各自持てるこの放水銃にはホー スがつながっていて、水鉄砲か消毒器のような外見だ。警察は何度か「道路か らどかなければ色素を混ぜた水を放水するので、記者は安全なところに移動し なさい」という警告放送をして、この放水銃を持った戦闘警察官を前に配置し たが、実際には使ってはいない。 ▲警察はこの日のデモ鎮圧の過程で色素を混ぜた携帯用水鉄砲を披露した 明洞駅周辺の市民はほとんどが解散し、5百人ほどの市民が明洞聖堂に集まって 5日のキャンドル集会の参加を約束しあった。 暴雨の中、5千のキャンドルが明洞一帯をデモ行進 BSE危険米国産牛肉全面輸入に反対する87回目のキャンドル文化祭が、暴雨の中 でも約5千人の市民を集め、清渓広場で開かれた。 狂牛病国民対策会議は8月5日のブッシュ米大統領の訪韓に合わせ、大規模なキャ ンドル集会を計画している。そのため今日のキャンドル集会を簡単に終わらせ、 5日のキャンドル集会の賛同を訴える宣伝戦をすると明らかにした。警察は清渓 広場からの町角をすべて戦闘警察バスでふさぎ、市民のデモ行進を阻止した。 これにより、約40分ほどでキャンドル集会を終えた参加者は階段から清渓川周 辺に降り、清渓川に沿って移動しながら、あちこちでデモ行進をした。約2千人 の市民は清渓2街を出発し、明洞聖堂方向へと全車線を占拠して行進した。警察 は、鍾路方面の三一路を戦闘警察バスで封鎖している。 別の市民2千人も、清渓川に出た後、8時頃からロッテデパート前の道路を占拠 して、ここを通って明洞聖堂に行進し、前に乙支路を通ったデモ隊と合流、午 後8時50分現在は約5千人の市民が明洞ミリオレ前の全車線を占拠して座り込み を始めている。 最近創設されたデモ鎮圧を専門に担当する警察官機動隊を今日投入すると警察 が発表し、長時間道路を占拠すれば催涙液を混ぜた放水銃を撃つ方案を検討す ると言ったことに対して市民たちは、「白骨団とは何だ」、「オ・チョンスを 拘束しろ」といったシュプレヒコールをあげて雨の中、デモ行進をしている。 市民に対しては、「8月5日に集まろう」、「ブッシュ訪韓反対」などのシュプ レヒコールで、5日のキャンドル集会の参加を訴えた。主催側の狂牛病国民対策 会議は、街頭デモ行進と宣伝戦をした後、午後11時に明洞に集まって整理集会 をしようと市民たちに提案した。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2008-08-03 06:46:37 / Last modified on 2008-08-03 06:46:37 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |