韓国:全国移住労働者闘争決意大会 | |||||||
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「貧しい人々の叫びを踏みにじる失敗した政府」28日、全国移住労働者闘争決意大会が開催 ムンヒョング記者 解団式を前にして、 明洞聖堂籠城団を含む500人あまりの 移住労働者、学生、労働社会団体会員たちが28日に宗廟公園で 「全国移住労働者闘争決意大会」を開いた。 この日の夕方、解団式で380余日間の籠城を終え、 第二の闘争のために現場へ帰る籠城団が、 「強制追放阻止と未登録移住労働者全面合法化争奪のための籠城闘争団」 の名前で主催する最後の集会だった。 *(C)民衆の声キムチョルス* この日の集会には、これまで籠城団が行ってきた闘争の成果を語るために、 民主労働党のキムヘギョン代表、民主労総のシンスンチョル副委員長など、 各界市民社会団体代表が多数参加した。 大会の辞でシンスンチョル副委員長は、「とても多くの苦労をしてきました。 解団式は終わりでなく、もうひとつの闘争の始まりだということを われわれは知っている」とし、「民主労総で、移住労働者という文句を 明らかにしながら最低賃金闘争を行う等、 1年余の闘争が少なからぬ成果を産んだ」と述べた。 シンスンチョル副委員長は「多くの同志たちは 憂慮と無念さと疑問を持っているかもしれないが、 民主労総は何人かの指導部のものではなく、 自由と平等民主主義を放棄しない60万組合員のものだ」とし 「同志のみなさん、ら60万組合員を信じることができますか?」と尋ねた。 朴天応(パクチョンウン)牧師(安山外国人労働者代表)は、 「政府は移住労働者を『反韓』、『テロリスト』と言って国政監査では 嘘までついている」とし、「2003年の末には9万人だった不法滞留者が 今18万人になったという政策の失敗の結果に責任を負うべき」 と政府を批判した。 去る10月の国政監査の時に法務部は、国会に 『反韓国活動関連者などの取り締まり実績』という資料を出し、 安山外国人労働者センター城南外国人労働者の家など 7つの移住労働者保護団体と、朴天応、徐京錫、チェイパル、キムヘソン牧師などを 反韓国団体、反韓活動関連者に分類し、 教会・人権団体などの大きな反発を買った。 朴牧師はまた、「政府は、移住労働者政策の失敗に対する責任を回避するために 移住労働者を無惨に暴行している」とし 「貧しい人々の叫びを暴力で踏みにじる政府は、 完全に失敗した政府」だと超法規的な強制取り締まり追放を糾弾した。 朴天応牧師は、現在移住労働者が体験している 反人権的な現実を次のような事件によって説明した。 「ある外国人女性労働者が、滑車装置に手が挟まれたが、 社長に強要されて包帯だけ巻き、一方の手で仕事を続けた。 後になって日本の指が化膿したので病院に行ったところ、 出入国管理所に捕った。この労働者は『私は手が使えません。 私の手がだめになってしまいます』と訴えたのに、 出入国管理所側は『私はそんなことは知らない』と放置し、 結局指が縮んでしまった」 明洞聖堂籠城団を率いた代表のアンワル氏は 「1年間、籠城に参加してくれた移住労働者同志と、 力強く連帯してくれた同志のみなさんにとても感謝する」と話した後、 「しかしいまだに政府の弾圧が続いており、 地方では人間狩りが進められている」とし、 「どの国もこんなにひどく移住労働者を弾圧している所はない」と政府を批判した。 彼は「籠城闘争解団式が私たち闘争の終りではない」とし 「これから私たちの権利を勝ち取るための闘争を力強く進めよう」 と述べた。 参加者は、強制取り締まり追放、雇用許可制、人種主義などと書かれた 30メートルの大型プラカードを燃やす象徴儀式を最後に集会を終え、 明洞聖堂まで行進を行った。 この日の集会には、1年の間、変わることなく移住労働者たちの 同志になってくれた非正規職労組と大学生、 「タ・ハムケ」などの社会団体、パクジュン・ソノンなどの文化隊が参加した。 *(C)民衆の声キムチョルス* *(C)民衆の声キムチョルス* 2004年11月29日(C)民衆の声 翻訳/文責:安田(ゆ) Created byStaff. Created on 2004-11-30 01:49:17 / Last modified on 2005-09-05 05:17:52 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |