[まとめ]7月25日、安山駅での移住労働者、建設労働者...
著者:nohak(労学連)
作成日:2004.07.26.Mon 16:17

雇用許可制の施行までいくら残っていません。 8月17日、本格的に始まる雇用許可制に歩調を揃えて、 政権の移住闘争に対する弾圧と移住労働者に対する強制的な取り締まりが 全面的に行われています。

15日、政権は法務部と労働部長官の共同談話文で 「不法滞留外国人に対して強力で断固とした措置を行なう」と発表し、 未登録不法滞留移住労働者に対する強制的な取り締まり追放の意志を闡明しました。 これは現在の出入国管理所職員による取り締まりと 未登録移住労働者を雇用する事業主に対する強力な懲戒処分といった 弾圧の方式で行われています。 昨日も午前中に10人あまりの出入国管理所職員を動員して 4名の移住労働者を連行していったそうです。

生存の奈落に追いやられた移住労働者の絶望と憤怒は、もう一つの死を予告しています。 しかしこれに屈することなく、移住労働者が最後の一人になるまで 闘争しなければならないという、闘争しなければ何も得ることができないという 移住労働者等の闘争の熱意は高かったです。

また、この日の集会は労使間の団体協約を一方的に破棄したことに対して戦う 建設労働者をはじめとする建設労組に公安弾圧を行っている資本と政権に対して 200日以上戦っている建設労働者も参加しました。

資本と政権の労働弾圧で追い出された労働者の闘争は、 中小零細事業場の労働者たちにとって一層過酷な弾圧として迫っています。 しかし今年の賃団交もまた、資本と政権の労働弾圧に対応する団結した闘争力で 立ち上がることができず、それぞれが孤立した様相で進められました。 交渉と闘争の並行、闘争を通した交渉力争奪という美名の下に、 労働者の闘争は上層中心の合意主義的な流れを造成するためのもので、 交渉の取引物に置き換えられています。

しかしもう一人の烈士の死を呼ばないために、 闘争だけが生きる道だという労働者の叫びは死んでいません。 同志のみなさん、闘争です!

非正規職撤廃! 労働弾圧粉砕!

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)

25日安山駅闘争報告
著者:lalotta(団結)
作成日:2004.07.26.Mon 17:03

安山駅集会がある時はいつも、朝から暴雨が降り注ぎました。

その上、移住労働者等の抵抗と闘争を憂慮する出入国管理局は、 暴雨にもかかわらず早くから安山駅と住宅から出て取り締まりで 移住労働者を威嚇し始めました。 ミニバスとワゴン車2台で20人あまりの移住労働者が集会開始前につかまりました。

これを見てこれに抗議した安山外国人センターの牧師一人が腰にケガをして 病院に行かなければなりませんでした。

初めて見る顔と図体から見て、新しく雇った猟犬を集めたことは明らかです。

このような取り締まりの消息は一瞬のうちに安山地域移住労働者全員に広まり、 集会ができるのかと問い合わせてくる電話が鳴り響きました。 だが、法務部で予告された強力な取り締まりに対抗できず、 ただ泣いてばかりいるようでは、さらに私達が戦うことは難しいものです。 昨日は、移住労働者が恐れに萎縮するか、そもなくば克服して闘争するかを計る 重要な瞬間でした。

3時になると西部労働組合の同志、安山外国人労働者センター、学生連帯隊伍、 明洞聖堂籠城団をはじめ、少しずつ集まり始めて、 150人に近い同志が集まりました。 そして、駅周辺では集会に直接参加することはできなくても、 多くの同志が関心を持って見守りました。

とつぜんの事前決議大会で熱い熱気を集め、4時が越えて、本大会を始めました。

このような悪条件にもかかわらず、 地域で取り締まり追放に憤怒した同志が周辺からのぞき込む 出入国職員に、退けと罵倒する等、恐れに震えず最後まで隊伍を死守して、 行進中は300人近い隊伍に増えました。

つかまって追放されるかもしれないという悪条件にもかかわらず、 地域から多くの移住労働者同志が参加し、それほどに進められている 大々的な取り締まりをかいくぐって闘争を前進させる可能性を見せる闘争でした。 また、西部建設労組の同志は状況が移住労働者中心の闘争として 進められることになった状況を労働者の連帯の意味と受け止めて共に闘争し、 意義を求めています。 共に肩を組んで戦うだけに、移住労働者は韓国労働者闘争の一部になるのです。 急に連絡を受けて参加された連帯同志にも感謝の意を伝えます。

これ以上退くことはできない! 最後まで闘争して労働ビザを勝ち取ろう!

公安弾圧を粉砕して、民主労組を死守しよう!

-明洞聖堂籠城闘争団京畿南部組織チーム-

原文

翻訳/文責:安田(ゆ)