韓国:全教組新指導部「朴槿恵政権に対抗する闘争を続ける」 | |||||||
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17代全教組新任指導部、「朴槿恵政権に対抗する闘争を続ける」ピョン・ソンホ委員長-パク・オクチュ首席副委員長が得票率50%を超える...当選記者会見開催
ユン・ジヨン記者 2014.12.08 13:47
第17代全国教職員労働組合(全教組)の役員選挙で当選した新任指導部が、 朴槿恵(パク・クネ)政権の公務員年金改悪、全教組法外労組化に対抗する闘争を続ける覚悟を表明した。 競争教育の廃止と団体協約の締結、公教育正常化など、教育革命を実現する事業も進めていくことを強調した。 ▲ピョン・ソンホ委員長当選者(右)、パク・オクチュ首席副委員長当選者(左) ピョン・ソンホ(54)全教組委員長当選者とパク・オクチュ(45)首席副委員長当選者は12月8日午前11時、 ソウル市西大門区の全教組の会議室で記者会見を行い、当選の所感と今後の計画を明らかにした。 ピョン・ソンホ委員長当選者は何よりも競争教育の廃止と全教組の労働基本権確保、公務員年金改悪阻止の 3大課題をまず提示して、そのために政権との闘争に立ち上がると明らかにした。 ピョン・ソンホ当選者は「この2年間、全教組が競争教育を廃止するために刻苦の努力をしてきたが、 相変らず差別と競争教育が続いている。 また、全教組の存在そのものを否定する法外労組の攻防も続いている。 憲法と労働基本権を蹂躙する政府と政界の大乗的な決断が必要な時点であり、 全教組は労働基本権を確保するための闘争を続ける」と声を高めた。 公務員年金の改編に関しても 「公務員の賃金問題を一方的かつ拙速に強行する政府与党に対抗し、断固として闘争しろという組合員たちの要求が続いている。 憂慮されるのは最近、当事者との合意なく新政治民主連合が四資防(4大河川、資源外交、防衛産業不正)とビッグディールするという話が聞こえてきていることだ」とし 「断固として申し上げるが、四資防と公的年金はビッグディールの対象にはならない。 当事者との合意なしで年金改悪が進められれば、強力な武器を使うほかはない」と強調した。 パク・オクチュ首席副委員長当選者も 「現場では公務員年金法改悪、教育財政縮小、韓国史教科書、時間制教師拡大などに対し、相当な怒りが積もっている。 私たちが当選した理由は、2013年〜2014年の法外労組弾圧に正面から闘ってきたように、 2015年〜2016年に政府と対抗して反教育的政策を防いでほしいという組合員たちの要求だ」とし 「朴槿恵政権の反教育的政策に対抗し、堂々と戦って正しい教育を実践していきたい」と明らかにした。 ピョン・ソンホ-パク・オクチュ当選者は17代全教組委員長と首席副委員長選挙で 合計50.23%の得票率で最終当選した。 今回の全教組の選挙は3巴戦で行われ、チャ・ジェウォン-キム・ミヒョン候補は26.11%、キム・ウニョン-パク・クンビョン候補は23.66%の得票率で落選した。 投票率は80.35%を記録した。 ピョン・ソンホ委員長当選者は2013年から今年まで2年間、全教組本部事務局長を歴任した。 2009年にソウル支部長、2003年にソウル支部副支部長、2006年に全教組本部政策交渉局長を過ごした。 パク・オクチュ首席副委員長当選者は2013年から今年まで全教組忠北支部長を歴任し、2011年には忠北支部正しい教育室長を過ごした。 全教組のハ・ビョンス報道担当者は 「全教組選挙が3巴戦で行われたのは二回目だ。 また三チームが決選投票をせず1次投票で50%を超えたのは初めての出来事」とし 「ピョン・ソンホ当選者は全教組法外労組2年を率いた事務局長として、その成果を続けることを望む組合員の希望を反証した結果」と説明した。 なお当選者たちは記者会見文で、 △公務員年金改悪に対抗する労組らしい闘争、 △法外労組弾圧を突破して労働基本権争奪、全教組を守る、 △新しい進歩教育の時代、 △学校革新三大プロジェクト、 △競争教育廃止の活動方向を提示した。 彼らは「2015年〜2016年の教育可能な時代、安全な大韓民国を作るために全教組がその与えられた社会的、歴史的責任を全うする」と明らかにした。 17代全教組委員長-首席副委員長の任期は来年1月1日から2016年12月31日までの2年間だ。 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2014-12-09 05:37:03 / Last modified on 2014-12-09 05:37:03 Copyright: Default このフォルダのファイル一覧 | 上の階層へ |