20日に公務員労組総会闘争、5万人が参加予定

産別次元で初の事例、「新しい労使関係定着の契機」

全国公務員労働組合(公務員労組)が10月20日、蚕室主競技場で『1020総会闘争』 を開く。産別労組次元で全組合員が参加する初めての組合員総会だ。

公務員労組は17日に労組事務室で記者懇談会を開き、今回の総会の趣旨と 内容などを説明した。

公務員労組は総会で、公務員社会の核心的な争点である △解職者原職復帰、 △設立申告争奪、△5、6級勤続昇進制全面争奪、△政治表現の自由争奪、 △公務員報酬値上げおよび報酬決定構造の改善、△大学生子弟学資金争奪などの 対政府要求案を確定し、以後の闘争を決議する。

公務員労組のキム・ジュンナム委員長は、「総会で労組綱領と規約により対政府 要求を確定する」とし「最も重要な議題である設立申告と解職者問題などが 含まれている」と説明した。労組は、総会に組合員約5万2千人が参加するものと 把握している。

総会には民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)大統領候補も参加する予定だ。 安哲秀(アン・チョルス)・朴槿恵(パク・クネ)候補の出席も議論されている。 労組関係者は「安哲秀・朴槿恵候補が直接出席できなくても他の方式で対政府 要求に関する立場を明らかにするものと見られる」と予想している。労組は、 総会で確定した議題を政界に伝え、核心要求を勝ち取る闘争を大統領選挙時期 に展開する計画だ。

また労組は総会で『公務員労働者宣言』を採択し、社会的な責務ための決意を 新たにする。キム委員長は「労使関係が正常化すれば、労組が官僚化して組織 利己主義に陥る」とし「社会的責任を放棄しない公務員労働者宣言を準備して、 公務員労組運営の最大の基準にする」と明らかにした。

続いて彼は「総会は組合員が参加する新しい労働組合運動方式としての位置を 占めるだろう」とし「新しい労使関係定着の契機になるだろう」と述べた。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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