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「全公務員労組回復闘、全員連の覚悟はできている」

[蔚山労働ニュース]公務員労組回復闘、30日に蔚山南区庁前キャンドル文化祭進行

チョ・ソンウン記者/ 2010年04月01日17時56分

3回にわたる労組設立申告書返戻、出帆式の元請封鎖、出帆式に参加した役員、 幹部18人の重懲戒など、全国公務員労働組合に対する政府の弾圧が強まってい る。全国公務員労組が「再び設立申告書を出す計画はない」とし、法外労組と して闘う決意を明らかにしているが、全国公務員労働組合犠牲者原状回復闘争 委員会は3月29日午後2時に原州市庁前で全国巡回闘争出征式を開いたのに続き、 30日午後7時に蔚山南区庁前でキャンドル文化祭を開いた。この日の文化祭には、 民主労総蔚山本部、蔚解協、民主労働党、進歩新党など50人ほどの地域連帯単 位が参加した。キャンドル文化祭は全国公務員労組の闘争動画の上映を始め、 李明博政権の糾弾と全公務員労組闘争への連帯を明らかにする発言が1時間ほど 続いた。

この日、キャンドル文化祭が開かれた南区庁の中には警察の機動隊車両で埋め つくされた。警察は宣撫放送で、未申告集会であり不法集会と規定して全員を 連行すると脅迫したが、大きな衝突なくキャンドル文化祭は終わった。

31日、回復闘は昌原に移動し、慶南道庁の前で昼食宣伝戦を行い、地域の連帯 団体との懇談会を開いた。

全国公務員労働組合犠牲者原状回復闘争委員会は、4月1日午後2時に京畿道庁前 で全公務員労組出帆式に参加した役員、幹部を行安部が重懲戒する方針を糾弾 する集会を開く予定だ。この日の糾弾集会で回復闘の1次全国巡回闘争は終わり、 次の週から公務員労組を認めずに弾圧する李明博政権に対する2次中央集中闘争 を展開する予定だ。

一方、3月29日、全国公務員労働組合全国巡回出征式を終えて原州市長との面談 を要求する過程で連行された回復闘の8人は、30日午前9時30分に全員釈放され た。釈放者の中には公務員労組蔚山本部のチェ・ユニョン政策局長も含まれている。

[電話インタビュー]釈放されたチェ・ユニョン公務員労組蔚山本部政策局長

連行の過程を話してくれ。

回復闘全国巡回闘争を企画した時、3回にわたり、支部の事務室を閉鎖したキム・ ギヨル原州市長に対する闘争が必要だと判断し、全国巡回闘争の出発点として 原州支部を決めた。キム・ギキヨル原州市長は行安部の指示で『不法組織』と 話はできないとして、対話を拒否してきた。代表団の面談要求も拒否されたの で回復闘次元で集団的に面談を要求した。原州市庁で施設保護要請をしたらし く、警察がこれを防ごうとして衝突が起きた。この過程で8人の仲間たちが連行 された。特に公務員労組のある仲間は手錠をかけられたまま警察に踏まれ、手 首の骨にひびが入るという負傷をした。連行された仲間は全員出てきた。水原 にきて、明日の京畿道庁抗議闘争を準備している。

以後の全国巡回闘争計画はどうか?

全国公務員労組事務局長と京畿本部事務局長を重懲戒するといっている。初め は警告懲戒方針だったが、行安部がまた重懲戒の方針を通知してきた。4月1日 午後2時に京畿道庁でこれに抗議する集会が開かれる予定だ。

1次全国巡回闘争は、4月1日の京畿道庁抗議集会で終わり、来週からは2次中央 集中闘争を進める予定だ。政府は公務員労組設立をさまざまな口実で受け入れ ず、公務員労組設立を申告制から許可制にして運営し、全く公務員労組を認め ない。李明博政権の労働弾圧に対して、2次中央集中闘争を続ける。

回復闘の全国巡回闘争の意味は?

一言で、耐えるだけ耐えた。譲歩するだけ譲歩した。しかし李明博政権は労組 の解体を目標にしていると判断する。だからもう退く所がない。法外労組とし て闘うということだ。もはや政府が認めているので関係ない。長い沈黙の末に 集まって闘争を始めたし、組合員も元気付けられていい。

公務員労組の闘争について地域の仲間たちに言いたい言葉は?

一つの労組で突破できない情勢だ。階級的連帯闘争が必要だ。民主労総と階級 的な連帯闘争を作り、労組死守闘争に進もう。また公務員闘争は民主労総死守 闘争でもある。公務員労組の闘争に民主労総の組合員は希望を持ってほしい。 回復闘は、全員が連行される覚悟ができている。すべての仲間が自分の運命だ と思い、公務員闘争に連帯してほしい。闘争!

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-04-04 10:03:01 / Last modified on 2010-04-04 10:03:14 Copyright: Default

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