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握手して別れたのに『監禁』(?)...全公務員労組幹部を懲戒

全公務員労組、「行政安全部が虚偽事実流布した」と発表

チョン・ジェウン記者/ 2010年05月18日16時35分

行政安全部が虚偽事実まで流して、全国公務員労組の幹部を無作為に懲戒して いるという主張が提起されている。

民主労総忠南地域本部、全国公務員労組忠南本部、公州民主団体協議会は5月 18日午前12時、行政安全部が虚偽の事実を流し、名誉が毀損されたとし、これ を糾弾する記者会見を公州市庁の前で行った。また名誉毀損による告発などの 法的対応をする計画だと明らかにした。

行政安全部は4月28日付の報道資料で『不法慣行実態点検概要』の結果、『不法 慣行点検(3月15〜16日)の時に資料の提出を拒否し、虚偽の出張で勤務地域のソ チョン郡を離脱、公州市の副市長室に点検官を監禁するなどで点検活動を妨害 した全公務員労組イ・ドンウ忠南地域本部長(ソチョン郡。行政7級)を重懲戒処 分することにした。』と発表した。

しかし労組は『抗議面談』後、お互いの立場を認めて握手をして別れた事実が 『監禁』に化けて懲戒の理由になったとし、不満を放った。

労組によれば3月16日、公州市副市長室には労組側の3人と副市長と点検官2人の 機関側5人が集まり、法的根拠と個人の同意なく職員の勤務状況部写本提出を要 求することに労組が抗議し、面談を進めた。対話の後に行安部は点検に無理が あったことを確認して互いに別れた。

これについて記者会見団は、「行安部の主張が事実なら、何の凶器も持ってい ない労組側の3人がスーパーマンでもないのに、機関側の5人を監禁することが 物理的に可能かと訊ねたい。さらに副市長秘書室には公州警察署情報官をはじ め多数の職員がいたのに、5人が3人に監禁されたということを果たして誰が理 解して信じることができるか?」と逆に問い返した。

また「もし労組の3人が超人的な力を発揮して副市長など5人を監禁したのなら、 現場にいた警察署の情報官は人身を監禁するテロ行為を傍観していたのかと尋 ねたい。対話で問題を解決しようとする公務員労組の努力が監禁というテロ行 為に化ける状況を見れば、傍若無人政府のあさはかで非常識な行政行為に驚き を禁じ得ない」と批判した。

記者会見団は、▲行政安全部長官は虚偽の事実を流布して全国公務員労組忠南 地域本部長と公務員労組の名誉を毀損した行為に責任をとり、即刻謝罪し訂正 報道をすること、▲虚偽の事実を流布するなど全公務員の名誉を毀損し『品位 損傷の義務』に違反した行政安全部の関係公務員の懲戒措置、▲本部長および 公州支部長の不当懲戒の即刻撤回、▲本部長と全国公務員労組の精神的、物質 的な被害補償を要求した。

一方、公州市は記者会見前に全公務員労組は労組設立されていない『不法団体』 とし、全公務員労組忠南地域本部に庁舎内での記者会見を許可しないと通知し た。(記事提携=メディア忠清)

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2010-05-19 07:39:54 / Last modified on 2010-05-19 07:39:56 Copyright: Default

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