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政府、公務員労組脱退投票への介入が発覚

国立農産物品質管理院農食品部直接指示で投票現況把握

イ・コンマム記者 iliberty@jinbo.net / 2009年11月11日12時08分

李明博政権が全国統合公務員労働組合(統合公務員労組)脱退投票に組織的に介 入した証拠があらわれ、波紋をよんでいる。

国立農産物品質管理院支部が11月11日から統合公務員労組脱退投票に入った中 で、国立農産物品質管理院運営支援課のチョ某氏が各支院に投票現況を時間別 に報告すろとの指示をEメールで送った。統合公務員労組が公開したEメールに は、特に「本部で投票者数現況を把握して、提出しろという連絡があった」と し、農水産食品部の直接指示に従ったことがあらわれた。

統合公務員労組は「組合員投票現況把握は公務員労組と民主労総脱退圧力で明 白な労組活動支配介入行為」とし、不当労働行為でチャン・テピョン農水産食 品部長官を提訴すると明らかにした。

▲国立農水産物品質管理院支援運営果が農食品部の指示で送ったメール[出処:統合公務員労組]

今回公開されたEメールは、李明博政権が統合公務員労組瓦解作戦に直接介入し ている証拠だ。統合公務員労組脱退投票に環境部、農林水産食品部、統計庁、 国立農産物品質管理院などの中央部署の公務員たちが李明博政権の指示に従っ たのではないかという疑惑が提起されてきた。特に彼らが先の公務員労組統合 および民主労総加入賛否投票で平均65%以上の高い賛成率を示した。

統合公務員労組は「いくら公職社会に上司の命令に服従が厳格だとしても長官 が直接指示して自主的な労働組合活動を妨害してはいけない」とし「警告にも かかわらず、労働組合活動への介入を続ければ、全公務員労働者の抵抗を呼ぶ だけだ」と警告した。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
著作物の利用は、原著作物の規定により情報共有ライセンスバージョン2:営利利用不可仮訳 )に従います。


Created byStaff. Created on 2009-11-19 02:06:41 / Last modified on 2009-11-19 02:06:43 Copyright: Default

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