国会前座り込みの全国公務員労組11人を連行

公務員年金改正案16日国会行政安全委法案審査小委案件上程反発

全国公務員労組が公務員年金改悪に反対し、4月16日午前11時に国会前座り込み に突入しようとしたところ、警察がテントを奪うなどで衝突になった。この過 程で、抗議した公務員労働者11人が警察に連行された。

▲国会の前で連行される全国公務員労組組合員

公務員労組は「4月16日、国会行政安全委法案審査小委に案件として上程された 公務員年金改悪案は、年金支給率引き下げと支給開始年齢延長、遺族年金額引 き下げなどで、年金総額が最大25%削減される最悪の内容」と座り込み突入の理 由を説明した。

この日、公務員労組が午前11時30分頃汝矣島国会前国民銀行の付近に座り込み テントを張ろうとしたところ、警察が兵力を投入して阻止し、警察に激しく抗 議して座り込みをした。その間、警察がテントと横断幕などの座り込み物品を 奪い、これに抗議したパク・チョルジュン公務員労組仁川西部支部事務局長と キム・ゴンテ公共連盟組織局長が連行された。

▲国会正門の前に座り込み横断幕を広げた全国公務員労組組合員たち

▲横断幕を奪う警察

二人が警察バスにのせられた後、強制連行に抗議する全公務員労組所属労働者 20数人は国会正門前に走って行った。彼らは『公務員年金法改悪阻止座り込み 団』の横断幕を正門の前で広げて『公務員年金改悪反対』を叫んだ。この過程 でさらに9人が連行された。

追加で連行された人はキム・ペッキュ、ハン・グンソク、キム・サンホ、パク・ ヨンソク、ファン・ビョンソン、オ・ヒョングン、チョン・ジェヨン、オ・ヒョ ンジュン、パク・ヒョンモ、ヤン・ヘヨン組合員だ。

▲テント座り込みを防いでいる警察

公務員労組は4月16日から公務員年金法改悪阻止のために、組織を闘争本部体制 に転換し、総力闘争する方針を明らかにしている。4月25日には全組合員と家族 が参加する総力闘争決意大会を開催する。

原文(チャムセサン)

翻訳/文責:安田(ゆ)
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