スペインで10万人がポデモス支持デモ...「変化のための時間」 | |||||||
Menu
おしらせ
・レイバーフェスタ2024(12/25) ・レイバーネットTV(12/11) ・あるくラジオ(10/10) ・川柳班(フェスタ投句募集中) ・ブッククラブ(2025/1/11) ・シネクラブ(9/1) ・ねりまの会(10/12) ・フィールドワーク(足尾報告) ・三多摩レイバー映画祭 ・夏期合宿(8/24) ・レイバーネット動画 ●「太田昌国のコラム」第97回(2024/12/10) ●〔週刊 本の発見〕第370回(2024/12/12) ●「根津公子の都教委傍聴記」(2024/11/28) ●川柳「笑い茸」NO.158(2024/10/26) ●フランス発・グローバルニュース第14回(2024/10/20) ●「飛幡祐規 パリの窓から」第96回(2024/12/5) ●「美術館めぐり」第5回(2024/11/25) ★カンパのお願い ■メディア系サイト 原子力資料情報室・たんぽぽ舎・岩上チャンネル(IWJ)・福島事故緊急会議・OurPlanet-TV・経産省前テントひろば・フクロウFoEチャンネル・田中龍作ジャーナル・UPLAN動画・NO HATE TV・なにぬねノンちゃんねる・市民メディア放送局・ニュース打破配信プロジェクト・デモクラシータイムス・The Interschool Journal・湯本雅典HP・アリの一言・デモリサTV・ボトムアップCH・共同テーブル・反貧困ネットワーク・JAL青空チャンネル・川島進ch・独立言論フォーラム・ポリタスTV・choose life project・一月万冊・ArcTimes・ちきゅう座・総がかり行動・市民連合・NPA-TV・こばと通信
|
スペインで10万人がポデモス支持デモ...「変化のための時間」「シリザの勝利に鼓舞、だが誰もわれわれの代わりにしない」
チョン・ウニ記者 2015.02.01 14:50
ギリシャでの左派シリザの勝利に続き、同様の緊縮で苦しむスペインでも草の根大衆運動左派政党、「ポデモス(Podemos、"We Can")」の浮上が期待を集めている。 1月31日(現地時間)には10万人が集まり、ポデモスに対する大衆的な支持を明らかにした。 この日、スペイン、マドリード中央のプエルタ・デル・ソル広場にポデモスを支持する10万人が結集し、デモを行った。 「変化のためのデモ行進」を行った彼らは今年、新自由主義と既成の政治秩序と闘い、勝利しようと約束した。 スペインは今年末に総選挙を控えており、各地域では地方選挙も行われる予定だ。 [出処:@podemos] 広場はポデモスの赤紫の旗で海のようになった。 公教育と普遍的健康サービス支援から君主制撤廃まで、民衆の多様な要求を反映した横断幕とプラカードが波打った。 多くの人々は「チクタク、チクタクとポデモスの勝利が近付いてくる」、 「われわれはできる」と叫び、ポデモスの勝利を希望した。 プエルタ・デル・ソル広場は4年前に数千人が「インディグナドス(怒れる人々)」の名前で占拠した場所だ。 彼らはここでスペイン政府の新自由主義的緊縮に対抗して自発的に蜂起し、数か月間座り込みをした。 ポデモスを構成する中心人物もこのデモに参加していた。 ポデモスは昨年、ヨーロッパの議会選挙で5議席を得て、世界的に注目を集め始めた。 続いて創党1年で支持率1位の政党に浮上した。 ガーディアンによれば、こうしたポデモスの力は1000以上の草の根運動に基づいている。 彼らは全国各地で定期的な集会を開いている。 独裁者フランコが死んだ1975年以後、スペインに定着した二大政党体制の終息を威嚇しているという指摘だ。 「彼らは『混乱』と呼ぶが、われわれは『民主主義』と呼ぶ」この日のデモは1週間ほど前にギリシャでシリザ政府が選出された後、 ポデモス代表の36歳のパブロ・イグレシアスが、支持者に対して街頭に出て私たちの力を見せようと提案したことで行われた。 パブロ・イグレシアスは10万の支持者に対し 「挫折ではなく、政治的変化に進もう」とし 「われわれは夢を見て、この夢を真剣に思っている」と話した。 彼はまた「経済危機後、金持ちの数は27%にまで増え、この数はまさに貧困の危険に直面している人々の数と同じだ」とし 「果たしてこれが経済回復なのか」と問いかけた。 イグレシアスはまた「ポデモスは何よりも変化を実現する」とし 「彼らはこれを実験であり混乱と呼ぶが、われわれはこれを民主主義と呼ぶ」と強調した。 パブロ・イグレシアス代表は、保守政府の緊縮を反転させて腐敗と戦うと約束し、 人々の信任を得ている。 彼は現職の大学教授で、「青年共産主義者」と「未来なき青年」などのスペイン左派学生運動に参加していた。 「私たちすべての問いは、結局政府が民衆のために働くかの問題」集会のために全国から260台以上のバスが動員された。 多くの人々はクラウドファンディングで旅行の経費を用意した。 マドリードで暮らす数百世帯は全国から来た人々に寝場所を支援した。 また多くの人々が集会参加者に無料で車を提供した。 集会には多様な背景の人々が出てきてポデモスを応援した。 マリ・ヘンラホスは「来ないわけにはいかなかった」とし 「われわれは1970年代の困難な戦いで勝ち取った全てを失った。 スペインはユーロ圏で4番目の経済国だが、最も不公平なところの一つになった」と話した。 67歳の彼女は東南部のアリカンテの小さな村を夜明け前に出発して、夕方にマドリードに到着した。 ヘンラホスはまた「ポデモスが期待に応じられると確信する」とし 「結局私たちはすべて、政府は民衆の利益のために動いているのかということだ」と指摘した。 パロマ・ゴメスは「今の状況は変えなければならない」とし 「政治家たちは私たちから奪うばかりで青年たちを外国に追いやっている」と話した。 彼の二人の子供が3年前に仕事を探すためにドイツに移住した。 アンダルシアのセビリヤから来たペパ・ハエン・ヘサスは 「ポデモスが成功するということに何の疑いもない」と断言した。 彼はまた「27人の甥の中で仕事があるのは2人だけ」とし 「皆が今のシステムは間違っていると考えている」と明らかにした。 彼の後に立っていた他の4人は 「歓喜はアンダルシアで始まる」という文句を持っていた。 来る3月末に地域選挙が行われるアンダルシアでは、既成の政党に対するポデモスの前哨戦になるとして注目されている。 アンデスのパンの笛を持った演奏団と共に参加したアレハンドロ・クアロンは 「南米の腐敗と不平等ために難民になったが、スペインも不平等が掌握している」と批判した。 彼はまた「300万の住宅が空いているのに、人々は相変らず橋の下や道端で眠らなければならない」とし 「変化のための時間」と強調した。 「誰も私たちの課題の代わりをしない」広場のあちこちではギリシャ国旗もはためいた。 集会に参加した27歳の医師ビクトール・ガルシアは 「ギリシャは私たちに希望を与えた」とし 「以前はすべてがうまくいかなかったが、今は民衆が力を持っている」とし、 ギリシャの国旗を振った。 パブロ・イグレシアスも「多くの政府が数年間してきたことをギリシャで彼らはたった6日で行った」とし、 ギリシャのシリザ勝利の成果を強調した。 しかしシリザの勝利がポデモスの道を開くという主張には慎重に警戒した。 彼は「われわれは兄弟を支持しているが、誰も彼らの代わりに宿題をすることはないように、 誰も私たちの代わりに宿題をしてはくれない」と話した。 ポデモスの支持者たちはシリザを一つの事例だと見ている。 スペイン人はさらに内部に注意すべき時だという見方だ。 ガーディアンは最近、ポデモスは特にシリザ内閣に女性が指名されなかったというニュースが報じられた後、 シリザから距離を置こうとしていると指摘した。 ガーディアン: 100,000 flock to Madrid for Podemos rally against austerity 翻訳/文責:安田(ゆ)
Created byStaff. Created on 2015-02-02 08:16:13 / Last modified on 2015-02-02 08:16:14 Copyright: Default 世界のニュース | 韓国のニュース | 上の階層へ |