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浅井健治＠週刊ＭＤＳ編集部です。

ＤＳＡ(アメリカ民主主義的社会主義者)が11月8日、以下の声明を発表しました。機械訳
を少し補整しました。原文は：
https://www.dsausa.org/statements/our-response-to-the-election-of-donald-trump/

−ここから−

ドナルド・トランプ当選に対する私たちの態度
2024年11月8日

誤解してはならない。ドナルド・トランプが大統領選に勝利したのは、民主党の既成指導
部が右翼に代わる信頼できる選択肢を提示できなかったからだ。何十年もの間、彼らは億
万長者に屈し、戦争を起こし、何百万人もの移民を家族から引き離し、労働者によりよい
生活の質を提供する信念を全く欠いていた。選挙運動で、カマラ・ハリスはガザ・ジェノ
サイドにおける現政権の役割を擁護し、共和党と親密になり、アラブ・イスラム教徒のコ
ミュニティおよび民主党政権の樹立を助けた進歩的な支持基盤を見捨てた。これが結果で
あり、国際的な労働者階級がその代償を払っている。

トランプは労働者階級の問題の解決策にはならない。トランプの2度目の大統領任期は、
すでに弱体化しているわれわれの民主的諸権利に大きな試練を加え、偏見と分断、権威主
義、企業への忠誠心を煽りたて、ファシズムの傾向が蔓延するのを許すだろう。

しかし、よりよい世界のための闘いは、1回の選挙で勝敗が決まるわけではない。

トランプの憎しみに満ちた政策に恐怖を感じるのは当然だが、それを打ち負かす最善の方
法は勇気と連帯だ。われわれは、世界大戦や独裁、暴力的な弾圧、経済不況に直面しても
揺るぎない姿勢を貫いた世界中のさまざまな世代の社会主義者・共産主義者からインスピ
レーションを得る。左派の最大の勝利の多くは、こうした状況の下で達成されたのだ。

われわれには、これからやるべき仕事が分かっている。労働者階級のための新しい党を結
成すること。階級闘争に新たなコミュニティを引き入れること。労働者が当然得るに値す
るものに対する共通の要求を掲げてさまざまな民衆運動と団結すること。同僚を組織して
ストライキをし、市民的不服従を通じて通常のビジネスを停止させるなど、支配階級に対
し行使できる影響力のポイントを見つけること。［連邦・州・市町村など］政府のあらゆ
るレベルで社会主義者が政権に就くようキャンペーンすること。2028年大統領選に向けて
、有望な左派野党候補を準備すること。

社会主義者は民主党が敗北したところですでに勝利しつつある。DSAメンバーでパレスチ
ナ解放の推進者であるラシダ・タリーブ下院議員は自身の選挙区で圧勝したが、ハリスは
その同じ選挙区で大敗した。共和党支持の州では、ガブリエル・サンチェスがジョージア
州議会で、JP・リニンガーがケンタッキー州ルイビル市議会で、それぞれ初の社会主義者
としての議席を獲得した。共和党が勢力を伸ばしたにもかかわらず、DSAの候補者は全米
各地で勝利を収めた。

われわれは立ち上がって、中絶禁止ノー、ジェノサイド・ノー、国外追放ノーと要求する
！

この闘いはあなたの力を必要とする。DSAは、われわれが団結してキャンペーンを組織し
、生活を改善し、困難な時期に互いに支え合い、戦略と歴史を学び、民主的に決定を下す
ことができる組織だ。これからの4年間を孤立して過ごさないでほしい。DSAに加わってほ
しい。

−ここまで−