レイバーネットTV（10/22）案内 : 日東電工の韓国での横暴を許さない！韓国オプティカルハイテック労組の闘い

●レイバーネットTV・第207号放送
　みんなでつくる！みんなで変える！レイバーネットTV
　　　ーアクティブ、ラジカル、現場からー

・放送日 2024年10月22日（火）19:30～20:40（70分放送）
・視聴サイト https://www.labornetjp2.org/labornet-tv/207
　　（YouTube配信 https://youtube.com/live/y2yLbYcz1vQ?feature=share）
・配信場所郵政共同センター特設スタジオ

●テーマ＝日東電工の韓国での横暴を許さない！〜韓国オプティカルハイテック労組の闘い

　大阪に本社がある日東電工は、韓国に100％出資の子会社を持っています。そのうちの一つ、韓国亀尾（クミ）市にある韓国オプティカルハイテックは、クミ市から工場敷地50年無償賃貸、法人税・取得税減免の優遇措置を受け、主にスマホなどに使うLCD偏光フィルムを生産し、利益を上げてきました。しかし2022年10月4日、漏電による火災が発生。日東電工は火災保険金を受け取り、焼け残った物量は韓国の平沢（ピョンテク）市にある子会社日東オプイティカルに移し、新たに従業員を雇用して生産を開始しました。労働組合つぶしの工場閉鎖でした。

　何の話し合いもない「工場閉鎖」「解雇」に納得できない労働者たちは、労働組合事務所に座り込んで、「解雇撤回」「雇用継承」を会社に求めました。また1月8日には女性組合員二人が工場の屋上で籠城を始めました。「解決するまで降りない」と続ける高空籠城は、もうすぐ300日になります。

　工場を閉鎖し、ピョンテク工場で生産を開始した日東電工本社に対し、話し合いを求める日本遠征闘争が始まりました。しかし日東電工は、「韓国でのこと」と話し合いを拒否しています。営業の拠点がある東京本社を訪れ、対話を拒否された労組は、社長の自宅を訪問しました。これに対し日東電工高﨑社長は、「韓国オプティカルハイテック労組を支援する会」の尾澤孝司・邦子夫妻に「面談強要等禁止仮処分命令」の申立てを東京地裁に起こしました。

　労働組合の活動を無視し、労働運動を否定し、日韓連帯運動を弾圧するものです。多くのみなさんの関心とご支援・連帯をお願いしたいと思います。ぜひご視聴ください。

・出演　チェ・ヒョンファン（韓国オプティカルハイテック労組支会長）
　　　　加藤正姫（通訳）
　　　　尾澤孝司（韓国オプティカルハイテック労組を支援する会）
・進行　尾澤邦子（レイバーネットTVスタッフ、韓国オプティカルハイテック労組を支援する会）
＊休憩タイム
　ストライキ歌（労組が東京本社行動で歌った歌、CDで流し日本語歌詞を紹介する）・　乱鬼龍の川柳

　ギャラリー希望者は事前にメールください。ツイッターコメント歓迎。ハッシュタグは #レイバーネットTVです。お問い合わせ labornetjp@nifty.com