小野政美 : 「ウィシュマさん名古屋入管死亡事件裁判」傍聴のお願い | |||||||
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「エルクラノの会」;「入管の民族差別・人権侵害と闘う全国市民連合・東海」の小野で す。転送・転載・SNS拡散等にご協力ください。 いつもお世話になります。 いくつかのお願いと報告です。 よろしくお願いいたします。 猛暑が続きます。ご自愛ください。 猛暑の中、それでも、名古屋は百日紅(さるすべり)が咲き続けています。 お元気で。再見。 <「ウィシュマさん名古屋入管死亡事件裁判」傍聴のお願い> ◆2023年9月27日(水曜)15:00〜15:30(予定) 名古屋地方裁判所・第2号法廷 ◆傍聴券は、14時半までに並んで配布。 ◆記者会見・裁判報告集会 9月27日(水曜)、裁判終了後 <ウィシュマさんの遺族・弁護士、名古屋地検に意見書を提出。「市民連合」は、起訴 を求める全国署名8825筆も提出> ◆8月30(水)、「ウィシュマさん名古屋入管死亡事件」について、名古屋地検に対し、弁 護団(3 名)と遺族からの「申入書(遺族の聴取を実施し、調書作成を求める)」、「意見書2」 、「意見書2」が提出されました。同時に「入管闘争市民連合・東海」のメンバー(学生 5名と私の計6名)で、「起訴処分を求める署名」8825筆を名古屋地検に提出しました。ウ ィシュマさん死亡事件から2 年が経った今も、法務省・入管庁の責任逃れを許さないという市民の声があることを示し ました。意見書・署名提出前には、神奈川からの参加者を含む市民の参加で、「名古屋地 検門前集会」を開き、ウィシュマさんの二人の妹さんから一日も早い起訴を求める訴えが ありました。指宿昭一弁護士からは、遺族・弁護団から名古屋地検に対し申入書・意見書 を提出することが伝えられました。なお、「名古屋地検門前集会」開催前の 1時間、私は、名古屋地検前で、「ひとり座り込みデモ」を行いました。 ◆2021年3月6 日、名古屋出入国在留管理局の施設で収容中に体調不良を訴えて亡くなったスリランカ人 の女性、ウィシュマ・サンダマリさん(当時33)の遺族は、入管の当時の局長などを殺 人の疑いで告訴しましたが、名古屋地方検察庁が不起訴にしたため、検察審査会に審査を 申し立てました。これについて、名古屋第一検察審査会は 2022年12月、殺人罪などについては成立しないと判断した一方で、「業務上過失致死罪 が成立するかどうか再検討すべきで、不起訴は不当だ」と議決しました。 ◆「検察審査会の議決」を受けて入管の当時の局長などについて再捜査している名古屋地 方検察庁に対し、ウィシュマさんの遺族は、8 月30日、検察審査会の議決を受けて再捜査している名古屋地方検察庁を訪れ、「入管の 当時の局長などは病状について具体的に認識していて、衰弱したウィシュマさんを緊急搬 送しなければ死亡することは予見可能だった」などとする意見書を提出し、業務上過失致 死の罪で起訴するよう求めました。提出された書面では、看守だけでなく局幹部らも、仮 放免検討の過程でウィシュマさんの病状を把握しており、緊急搬送しなければ死亡すると 予見できたなどと指摘し、名古屋入管局長を含む 13人全員に同罪が成立すると主張しています。 ◆ウィシュマさんのお母さん、スリヤラタさん(55) の心情をまとめた書面には「娘に適切な治療すら与えずに放置し続けた。不起訴にする なら真実を隠してしまうことになる。真実を隠さないでください。」などと記されていま す。 ◆記者会見では、ウィシュマさんの妹ポールニマさんは「責任がある幹部や担当職員がな んの罪にも問われないということは理解ができません。もし不起訴の判断がなされるなら ば、それは、検察が入管をかばったことになると思います。私たち遺族の声を必ず受け止 めてほしい」と話しました。また、ウィシュマさんの妹ワヨミさんは、「私はウィシュマ から命のほかに奪われた、もうひとつのもの、つまり、『人間としての尊厳』を絶対に取 り戻したいのです。それこそが正義だと信じるからです。私は、国家の施設が人間の命と 尊厳を奪う社会では、実は誰も尊厳をもって生きることはできないと思っています。検事 さんには、日本社会に生きる全ての人々の尊厳を守るためにも、姉の詩に責任のある人々 に対する処分で正義を示していただきたいのです。 JUSTICE FOR WISHMA , JUSTICE FOR YOU ALL いつも皆さんの応援に励まされています。日本の市民の皆さんに感謝します。私たちと共 に歩いて下さいますように改めてお願い申し上げます」と訴えました。 ◆「起訴処分を求める署名」に署名されていない方は、署名にぜひご協力ください。* ◆名古屋地検に対し「起訴処分を求める署名」については、詳しくはこちらをご覧くだ さい。↓ https://www.change.org/p/justice-for-wishma-ウィシュマさん死亡事件について-名古 屋地検に起訴処分を求めます ◆「レイバーネットTV」。「やさしい猫」から学ぶ入管問題。 以下のYouTubeサイトでぜひご覧ください。 「やさしい猫」を通して、入管問題のいまを考えます。 原作者の中島京子さんと指宿弁護士が生出演します。ぜひご覧ください。 「みんなでつくる!みんなで変える!レイバーネットTV 〜アクティブに、そしてラジカ ルに〜」 テーマ:「やさしい猫」から学ぶ入管問題 ・第189号/放送日 2023年9月13日(水)19:30〜20:40(70分) ・視聴サイト https://labornettv.org (YouTubeサイト https://youtube.com/live/mhKbf-GUeuA?feature=share) ◆小説「やさしい猫」(原作・中島京子さん)は、3人の家族とそれを取り巻く人々の物 語。シングルマザーのミユキさんと娘のマヤちゃん。ミユキさんたちと出会い、家族にな ったスリランカ人・クマラさん。マヤちゃんのボーイフレンドで、埼玉生まれ埼玉育ちの クルド人のハヤト君も登場する。オーバーステイになってしまったクマラさんと家族に困 難が降りかかる。家族を守る闘いは法廷へ。家族の経験を、マヤちゃんの目を通して描き 、入管問題と家族について深く考えさせられる作品。 2023年6月、NHKが優香主演でドラマ化し、話題になった。9月25日にはNHK-BS で再放送が決定している。番組では、小説の作者の中島京子さんと、作品に登場する恵耕 一郎弁護士のモデルかもしれない指宿昭一弁護士の対談を通じて、入管問題について考え る。 <出演> 中島京子(小説家)・指宿昭一(弁護士) *休憩タイム「5ミニッツ」/お知らせ あり ■参考:NHK30秒PR動画 https://twitter.com/nhk_dramas/status/1667109283119366144 Created by staff01. Last modified on 2023-09-17 10:19:54 Copyright: Default |