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名古屋パレスチナ連帯デモに260人〜12.10全国一斉アクションDAY

酒井 徹

■「市民の声が政府を動かす」

「パレスチナ連帯デモ・なごや」が12月10日に名古屋の栄で有った。およそ260人が「今すぐ停戦!」と声を上げた。このデモは、イスラエル軍による侵略・虐殺が続くパレスチナ・ガザでの即時停戦を日本政府が要請するよう求める「1210全国一斉アクション」の一貫でもある。

デモ前の集会でガザ緊急アクションなごやの金城美幸さんは、「名古屋でのパレスチナ連帯デモも連続7週目だ。昨日、ガザでの即時停戦の国連安保理決議はアメリカの拒否権によって潰された。だが、日本政府は停戦決議に賛成した。米国の拒否権発動も遺憾であると言っている。市民の声が政府を動かしている」と話した。日本共産党の本村伸子衆議院議員は、「『この名古屋とパレスチナは、人口も面積も似ている』とX(旧twitter)で つぶやく人が居た。そんな地が壁に囲まれ、長期にわたって封鎖が行なわれ、今、空爆などで人の命が奪われている。1万7000人が殺されて、その7割が子供や女性だ。国会でもイスラエルの空爆などの虐殺について、国際法違反だと政府に認めさせたい」と述べた。

立憲民主党の近藤昭一衆議院議員は、「世界中で多くの市民が、停戦をと声を上げている。私も国会で仕事をさせていただいている。しっかりと皆さんと連携して、虐殺を止める、平和な社会を作る、そのために共に頑張っていく」と決意を語った。同党の高木ひろし愛知県議会議員も、「愛知県は6年前に、杉原千畝を顕彰する施設を私の地元の瑞穂区に作った。名古屋出身の杉原千畝がユダヤ人を迫害から守ったのは名古屋の誇りだと私は言ってきた。

今、イスラエル政府が やっていることは、かつて迫害を受けてきた者の立場を自ら かなぐり捨てて、加害者・虐殺者の側に なってしまうというものだ。パレスチナでの虐殺を やめさせるために断固として行動しよう」と呼び掛けた。名古屋ふれあいユニオンの鶴丸周一郎運営委員長も発言に立ち、「この不当な虐殺を止めるために何が出来るか。決定的な事は難しいかもしれないが、継続することが何よりも大事だ。このデモは7週連続で取り組まれている」と連帯デモの意義をたたえた。

https://imadegawa.exblog.jp/33677912/


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