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 <<『 週 刊 金 曜 日 』 メ ー ル ニ ュ ー ス >>      2017.9.8
_________________________________________________________『週刊金曜日』

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 ★唖蝉坊と沖縄〜『軟骨的抵抗者──演歌の祖・添田唖蝉坊を語る』★
            発刊記念イベント


     http://www.kinyobi.co.jp/news/?p=3787
         

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                                        <http://www.kinyobi.co.jp/>

 【1】注目の記事
 【2】編集長コラム
 【3】次号予告
 【4】近刊のご案内
 【5】イベントのご案内
 
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【1】注目の記事


■「香害」最前線

ここ数年、街を歩いていて、ふっと流れてくる香りに気がつくことが多くなった。それも
そのはず、個人で楽しむだけでなく、ホテルやショップ、駅や交通機関でもサービスとば
かりに香りを流すようになったからだ。


●心地よい人も、健康損なう人も
香り空間サービス
岡田幹治


●皮膚炎やアレルギーを起こすものもある精油


●提供企業の主張VS.被害者の主張
・JAL(日本航空)「好評をいただいています」
・化学物質過敏症患者「体調が悪化する人もいる」

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■大メディアが報じない朝鮮危機の実態

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の6回目の核実験について、9月4日の新聞各紙はい
ずれも1面トップで伝えた。ミサイル発射実験も繰り返しており、朝鮮半島情勢が緊迫し
ているのは間違いない。ただ、いますぐにも戦争が始まるかのような報道は間違いだ。


●底をついた日本独自の圧力
危機をあおり求心力を高めようとする政府の手法は目に余る
半田滋


●重要さ増す日韓首脳の役割
危機を生むのは「北朝鮮の自信」と「米国の予測困難さ」
米村耕一

直近の朝鮮半島情勢は、過去10年間に比べてどのくらい危険になったのか。戦争の可能性
はどれほど高まっているのか。


●2017年は干魃で不作か?
核・ミサル開発の陰で困窮する農民と末端兵士
石丸次郎

日本の北朝鮮報道は核とミサイル問題一色になっている。肝心の北朝鮮国内の実情はどう
なっているのだろうか。


●平壌・白頭山 最新ルポ
米国の孤立化圧力に応じず58カ国から196人が祭典に参加
伊藤孝司

米国と朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の緊張が高まり、軍事衝突の危険性が現実味を帯
びるなか、朝鮮国内はどうなっているのか。今年4月に続き、8月5日から18日まで単独
取材したジャーナリストが報告する。




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 【2】  編集長後記

 
 来年度の概算要求が8月末日に出された。総額101兆円規模となり、4年続けて10
0兆円超えだそうだ。

 財務省の査定によってこれを3兆円ほど圧縮するというが……。あまりに大きな数字で
実感が湧かない。だが防衛予算が過去最大規模の5・2兆円というのは素直に驚く。今週
号、半田滋さんの記事によると、「目玉商品として北朝鮮のミサイル発射に備える新型の
地対空迎撃ミサイル『イージス・アショア』の新規導入が盛り込まれた」という。〈この
機に乗じて〉、という疑いは拭いがたい。

 また、厚生労働省のほうも31・4兆円ということでこちらも過去最大規模。

 高齢化が進んだことや高額薬剤の増加が影響したという。高額薬剤とは、昨年の財政制
度等審議会財政制度分科会で、使用規制や投与条件が議論された抗悪性腫瘍剤などの薬剤
のことだろう。費用対効果が吟味される動きが出ているのは当然のことだが、エビデンス
がないところで年齢などにより使用抑制する動きは警戒したい。(小林和子)

(過去の編集長後記はホームページでどうぞ)
 [編集長後記]はこちら↓
 http://www.kinyobi.co.jp/henshucho/



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 【3】9月15日(1152)号予告


【特集】 
健康食品で体こわしていませんか?
●秘かに起きる健康被害 植田武智
●ファンケル「えんきん」でわかった消費者庁の忖度 植田武智
●薬物性肝機能障害はどんな健康食品でも起こり得ます 広島赤十字・原爆病院辻恵二医
師                                         
                        
【くらし】●新・買ってはいけない 
「アリ駆除剤」でヒアリ退治はナンセンス 渡辺雄二

【疑惑】●国際医療福祉大学誘致の疑惑5  
銚子市が誘致した加計傘下の千葉科学大学
当てが外れた「経済波及効果」      片岡伸行

【経済】●証券最大手・野村HDの社外取締役に元SESCの園マリ氏
西山隆則

【ジェンダー】●「性同一性障害特例法」が求める身体変容の異様さ
トランスジェンダー内での「排除の原理」を断ち切ろう  古怒田望人

【国際】●軍と警察が?暴力?主導するイスラエル  ガリコ美恵子

【治安】●元公安調査庁 調査官・西道弘さんインタビュー
「日本の情報機関の情報は米国に提供されている可能性がある」

【人】●アリラン図書館を建てたい 宋富子さん      山岡淳一郎

【国際】●トランプ政権を制した軍産複合体とネオコン 成澤宗男

【憲法】「安倍改憲案」がダメな理由7
●憲法の私物化で「法の支配」を破壊する 豊 秀一

【報道】
●山場迎える植村裁判、法廷内外でバッシング検証の動き    本誌取材班

【きんようぶんか】
●「松江哲明監督に出演者抗議で上映中止」が提起するもの  相田冬二
●ツッコミどころ満載の「世界の日野皓正 ビンタ事件」   藤田正

 【強力連載】
●それでもそれでもそれでも 齋藤陽道
●風速計         宇都宮健児
●メディア一撃 中島啓明/岩本太郎/砂川浩慶
●新・政経外科            佐高信
●犬の遠吠え 花に風    落合恵子
●俺と写真                本多勝一
●初めて老いった!?    石坂啓
●無責任架空対談 松崎菊也
●水に流せない水の話 吉村和就




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 【4】近刊のご案内  http://www.kinyobi.co.jp/publish/index.php


★軟骨的抵抗者
演歌の祖・添田?蝉坊を語る

著者:鎌田慧・土取利行 1200円+税 四六判並製 176頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002364.php

明治大正すごい演歌師がいた。

明治から昭和初期にかけて活躍した近代流行歌の祖、添田唖蝉坊(1872─1944年)。風刺
やユーモアに満ちたその歌は貧困が拡大する現代の世相に響き合い、いまも人々の心にし
みいる。そして「ストライキ節」「ラッパ節」など多くの人が一度は聴いたことがあるメ
ロディーは数知れない。「正調」唖蝉坊を歌い継ぐ土取利行と明治の社会運動に詳しい鎌
田慧が語り合う。



★検証 産経新聞報道

『週刊金曜日』編 1500円+税 四六判並製 336頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002337.php


安倍政権応援メディアの正体

「慰安婦」も南京大虐殺も沖縄の集団自決も、みんな事実ではない──こんな暴論を書き
続けてきた『産経新聞』。
同紙をウォッチしてきた学者やジャーナリストが事実をもって反論する。

〔主な内容〕
○『産経新聞』の“戦歴”、「歴史戦」の過去・現在・未来
○「慰安婦」報道で完膚なきまでに打ちのめされた
阿比留瑠比編集委員
○フェミニズム・男女共同参画へのバッククラッシュ 
○安部政権の沖縄政策を混乱させている『産経』 
○日本会議との「浅からぬ関係」
○続出する産経流「捏造記事」一覧
○『産経新聞』OB座談会



★ひとめでわかるのんではいけない薬大事典

著者:浜六郎  1800円+税 四六判並製 432頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002330.php

その薬は必要?不要?危険?
医師として薬害と闘い続ける著者が、さまざまな薬の危険度と効用を分析し解説する。2
012年発行のベストセラー『新版 のんではいけない薬』に増頁大幅改訂。2色刷り、簡
単・便利な索引つき。



★お笑い自民党改憲案

著者・ピーコ・谷口真由美・佐高信 1000円+税 四六判・並製・192頁
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002296.php


笑った後で恐くなる。不愉快な世はゴメンだ!!
異色トリオが放つ護憲爆弾!!

日本国憲法が施行されて70年。安倍政権は着々と「壊憲」への準備を進めている。その素
案となっているのが2012年に発表された自民党改憲案。その中身を読み解くと「国家」に
都合のいいことばかり。歯に衣着せぬファッションデザイナーのピーコと「全日本おばち
ゃん党」代表代行の谷口真由美と辛口評論家の佐高信が、そんな自民党改憲案に総ツッコ
ミ!



★香害 そのニオイから身を守るには

著者:岡田幹治 1400円+税 A5判・並製・176頁  
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002266.php


花粉症より怖い!?
柔軟剤や芳香剤が原因の「香害」が増えつづけています。

ここ数年の「香り付け」ブーム、テレビで毎日流れる柔軟剤や消臭除菌スプレーのCM。
しかしこの「香り」は危険な化学物質が含まれており、多くの被害が報告されている。
隣家の柔軟剤の香りがもとで転居を余儀なくされたり、
制汗スプレーのニオイがもとで学校に通えなくなったり等々、日々の生活が壊れてしまう
。
しかも、こうした化学物質過敏症はだれでも起こりうる。
花粉症と同じ、ある日突然、襲ってくる。
2012年頃から激増した「香害」、その原因や対策はほとんど知られていない。
本書はその恐るべき実態から原因、対策まですべてを網羅した1冊です。



★日本会議と神社本庁

『週刊金曜日』成澤宗男 編著 1000円+税 A5判・並製 232頁
ISBNコード:978-4-86572-010-5
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002036.php

ナショナリズムと宗教が結びつき「壊憲」を目指す右派組織

1997年に設立された日本会議は、神社本庁といくつかの宗教団体が中核をなす、現在
最も行動的な右派団体だ。
また関連組織の日本会議国会議員懇談会には、安倍首相をはじめ約280人の国会議員が
加わっており、閣僚の大半が名を連ねる。

本書は日本会議と神社本庁の活動を歴史的に追い、徹底「解剖」を目指した。両団体の素
顔を暴くことが、この国の民主主義や立憲主義を守るための喫緊の課題と考えたからであ
る。資料として日本会議国会議員リスト(日本会議国会議員懇談会名簿)を掲載。




┃Kindle版┃電通の正体 新増補版

週刊金曜日取材班:著 Kindle 購入価格:1200円(3月31日まで期間限定価格580円)
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002216.php

ロングセラー『電通の正体 増補版』発売後に『週刊金曜日』で報じた東京五輪や芸能界
の裏面に関わる特ダネ記事や写真、資料などを加えて「新増補版」として電子版で限定発
売することになった。株式会社電通はブラック企業大賞2016にノミネートもされたものの
大手マスコミはほとんどニュースにしなかった。いまだにマスメディアが書こうとしない
巨大広告会社の実相に迫る。


┃Kindle版┃バラ色のひきこもり

勝山実:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002203.php

「ひきこもり」というと、白い目で見られがち。
でも、当事者が日々、どんな思いで暮らしているのか、
その声が伝わることはほとんどありません。
高校3年生から45歳の今まで、ひきこもりを続ける
自称「ひきこもり名人」の勝山実さんに、
なぜにひきこもり続けるのか、
自身のひきこもり生活の極意を書いてもらいました。


┃Kindle版┃漢字と社会

笹原宏之:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002058.php

走るのが速いことを「しゅんそく」と言いますが、では、漢字で書くと?
俊足、駿足という表記に加え、今、浸透しはじめているのが「瞬足」。
どうしてこんな現象が起きたのでしょうか?(その答えは本書に)

中国から伝わってきた漢字は、長い年月をかけて日本人好みに進化してきました。「でも
さあ、漢字の進化なんてもう止まったでしょ?」とお思いのみなさん、漢字は今でも日々
、現在進行形で進化しているのです。普段の生活で目にする(耳にする)多くの事例から
、ぜひ知っておきたいエピソードを取り上げました。


┃Kindle版┃日出国のアベコベ総理


神戸緒登:著 Kindle 購入価格:300円
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002043.php


ユーラシア大陸の東端にしがみつくような島国「日出国」の子部首相は今日も大忙し。な
にせ、この国を取り戻すにはこの道しかないからだ。

ユーモラスな発想、息をつかせぬ展開、そして意外な結末があなたを待っています。笑っ
てばかりではいられない政治小説をお楽しみください。



┃Kindle版┃何がどうして発達障害

司馬理英子:著 Kindle 購入価格:300円 
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002011.php

自分では気をつけているつもりなのに、つ「うっかり」ミスばかり。
時間やお金の管理も超苦手。
やらなきゃいけないことはたくさんあるのに、何から手をつけたら……?

あの人ってなんでいつもいい加減なの!
スケジュールどおり仕事ができないし、融通も利かないし、
人の気持ちをわかろうともしない。社会人失格なんじゃないの?

本書は発達障害という切り口で、そんな悩みに迫ります。
近ごろメディアで取り上げられることの多い発達障害ですが、
肝心なのは周囲の対応であることは、あまり知られていません。
自分(あるいは相手)の言動に悩んだら、本書をひもといてみてください。
きっとそれまでとは違った視点で、
自分や相手のことを見つめられるようになりますよ。


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 【5】イベントのご案内


★唖蝉坊と沖縄〜『軟骨的抵抗者──演歌の祖・添田唖蝉坊を語る』発刊記念イベント

演歌師・添田唖蝉坊(1872─1944年)は明治から昭和初期にかけて活躍した近代流行歌の
祖です。風刺やユーモアに満ちた唖蝉坊の歌は貧困が拡大する現代の世相に響き合い、い
まも人々の心にしみいります。「ストライキ節」「ラッパ節」など多くの人が一度は聴い
たことがあるメロディーは数知れません。

この唖蝉坊を取り上げた単行本『軟骨的抵抗者──演歌の祖・添田唖蝉坊を語る』
http://www.kinyobi.co.jp/publish/002364.php
の発刊を記念してイベントを開きます。

ゲストは、八重山民謡の第一人者・大工哲弘さんと、共著者の1人ルポライターの鎌田慧
さんです。唖蝉坊演歌を味わいにぜひお越しください。

【日時】9月23日(土)午後7時〜午後8時半(午後6時半開場)

【会場】韓国YMCAスペースY
(東京都千代田区猿楽町2−5−5、JR水道橋東口から徒歩約5分)

【出演】鎌田慧、大工哲弘

【参加費】1200円(税込み、全席自由)

【予約】電子メール(henshubu@kinyobi.co.jp)で受け付けます。
件名に「唖蝉坊イベント予約」と明記し、本文に予約枚数と氏名を明記してください。

【問い合わせ】『週刊金曜日』編集部・伊田(電話03-3221-8527)


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┃編集部   mailto:henshubu@kinyobi.co.jp                         ┃
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