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LNJ Logo 3.15緊急院内集会 : 残業100時間「労使合意」を許さない!〜過労死遺族が怒りの訴え
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残業100時間「労使合意」を許さない!〜過労死遺族が怒りの訴え


 *宮崎から駆け付けた桐木弘子さん「無理な残業を押しつけることは殺人だ」

動画(9分46秒)

 3月13日、政府・経団連・連合のトップが「月残業100時間規制」で合意した。これを受けて、15日、日弁連・国会議員・過労死遺族などによる院内集会が緊急に開かれた。(集会名=過労死ラインの上限時間を許すな!3.15緊急院内集会 主催=日本労働弁護団)

 集会では、6人の遺族が登壇し必死の訴えをした。過労死家族の会代表の寺西笑子さん(写真上)は、電通で娘を失った母親・高橋幸美さんの「人間はコンピューターでもロボットでもない。月100時間残業を認めることに強く反対します」というメッセージを読み上げた。

 京都の遺族は「健康な夫が40歳で倒れた。夫は月80時間の残業だったが80時間で人は死ぬ。100時間を認めてはいけない」。宮崎からやってきた桐木弘子さんは、23歳の息子を過労自死で失った。「仕事から逃れる方法が自殺しかなかったことが悔しい。それでいいのか。死に至る残業を押しつけることは“殺人”だ」と強く訴えた。

 労使合意した連合加盟の全国ユニオン・鈴木剛会長(写真上)が挨拶。「私は連合で嫌われているが、過労死遺族に寄り添わなくてなにが組合か?」と連合のあり方を痛烈に批判した。集会には約200人が集まった。野党議員も9人登壇し、「100時間規制の法案」を許さず国会でたたかうと決意を述べた。(M)

↓基調報告をする棗(なつめ)一郎弁護士

↓過労死弁護団全国連絡会議の川人博弁護士。「まったく納得がいかない」と怒りのスピーチ

↓NHKと日本テレビがカメラ取材をしていた


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